2015年8月20日木曜日

8・9ナガサキでも安倍政権への怒りが爆発

「ナガサキから声をあげよう!」「安倍政権をみんなで倒そう!」
8月8日、学生と労働組合を先頭に長崎市内をデモ


8月9日の『長崎新聞』朝刊に載りました。

8月9日は、平和記念式典に出席する安倍首相への弾劾デモ
広島大学学生自治会の森田君が集会前のアピール

式典会場に向かって「安倍は帰れ!」の怒りのコール

長崎市内で「戦後70周年 被爆70周年 改憲と新たな核戦争を止めよう! 8・9長崎集会」が開催されました。

広島大学学生自治会NAZEN福岡のブログより

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 長崎平和記念式典では、被爆者代表の谷口稜曄(すみてる)さん(86)が、安倍首相の面前で安保法案を痛烈に批判しました。
 「戦後日本は再び戦争はしない、武器は持たないと、世界に公約した「憲法」が制定されました。しかし、今集団的自衛権の行使容認を押しつけ、憲法改正を押し進め、戦時中の時代に逆戻りしようとしています。今政府が進めようとしている戦争につながる安保法案は、被爆者を始め平和を願う多くの人々が積み上げてきた核兵器廃絶の運動、思いを根底から覆そうとするもので、許すことはできません。」
 昨年の被爆者代表・城臺美彌子さんに続く決起であり、会場からは大きな拍手が寄せられました。安倍首相は広島で「非核三原則」に言及しなかったことが怒りを招いたことから、長崎の式辞ではペテン的に言及しました。しかし、こうした軽率な姿勢が逆に怒りを招きました。安倍は、谷口さんの辛辣な批判を真正面から聞くことができず、目を泳がせていました。

長崎でも、首相と被爆者との懇談会において、被爆者5団体が「『戦争元年』とも表現すべき危機感を禁じ得ない。私たちは何度も撤回を求めてきた」などと安保法案の撤回を要求。
 しかし安倍は、「戦争を未然に防ぐためのもの」「国民の命、平和な暮らしを守りぬくために、必要不可欠なもの。圧倒的多数の諸国から支持と評価をいただいている」などと詭弁を弄して、被爆者の思いを一顧だにしない姿勢を示しました。

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