2016年2月10日水曜日

受験生のみなさん! 戦争阻止のストライキやろう! (2月9日にまいたビラ)


受験生のみなさん! 
戦争阻止のストライキやろう!

京都大に続き全国で反戦ストを!

 戦争と貧困をぶっ飛ばそう! 国会前では昨年、戦争法への若者の怒りが爆発しました。韓国では、民主労総(80万人の労働組合)が「人間らしく生きられない社会を変えよう!」と訴え、「無期限ゼネスト」を闘っています。
 安倍政権は、問答無用の辺野古新基地建設と7月参院選で、改憲・戦争に突き進んでいます。一方、「働き方改革」と称する非正規職化が進められ、沖縄では若者の過半数が非正規職、子どもの貧困率は37.5%に達しています。
 大学では「軍事研究」や「経済的徴兵制」が始まっています。昨年10月27日、京都大学で30年ぶりの反戦ストライキがうち抜かれました(=写真上)。次は全国です! 沖縄大学に入って、一緒に反戦ストライキを闘おう!





「戦争と貧困」の現実
大学から打ち破ろう!



「教育」の名で学生の未来を奪うな!

 「大学卒業時、最大で1044万円の借金を背負い込む。すべて奨学金の返還」、「ここ数年、奨学金を抱えて風俗で働く女子大生が急増」、「ネットでは『奨学金の返還』を誘い文句にする求人が珍しくなくなっている」(東京新聞より)。 戦争と一体で「貧困と非正規職化」が学生に襲いかかっています。国立大の初年度納付金が80万円超、私立大が140万円超で学費は年々高騰しています。全学生の過半数が奨学金を利用しており、卒業後の奨学金返済滞納者は約33万人、その8割が年収300万円未満です。さらに、高校生の大学受験費用も25万6000円に増加しています。
 「奨学金はもはや金融商品化している」(大井琢弁護士、1月26日付『沖縄タイムス』)。「教育」が学生・保護者の貧困につけこんだ「ビジネス」と化しています。未来を育むべき大学が学生と保護者を苦しめ、未来を奪っています。この転倒した現実を今こそひっくり返す時です。
 沖大学生自治会は、戦争と貧困、大学の現実を学生の力で変えるため、全国-全世界の仲間と連帯し、ストライキに立ち上がります。ともに闘おう!