2014年12月21日日曜日

https://drive.google.com/file/d/0B061J9_8Vc5DTUN3ZHRvNkVQbEk/view?usp=sharing

安倍倒せ! 労働者が主人公の社会を

鈴木たつおさんに16981票!

基地建設阻止・安倍打倒の2015年決戦へ

 
 沖大生のみなさん! 先の衆院選において、沖大学生自治会が推薦した東京8区(杉並区)の鈴木たつお候補は、安倍に対する怒りの16981票を獲得しました。2月の東京都知事選(鈴木候補は東京全域で12684票を獲得)につづき、残念ながら当選はなりませんでしたが、「アベノミクスと戦争に絶対反対!」「労働者が主人公の社会を!」「新しい労働者の党をつくろう!」を掲げた鈴木たつおさんは、杉並から「安倍たおせ!」の旋風をまき起こし、安倍政権に痛打を与えました。沖大学生自治会の赤嶺知晃委員長をはじめ、全国の学生自治会、学生たちが東京にかけつけ、街頭宣伝などの選挙戦を担いました。
 

安倍・自民党たおせの大反乱が始まった

 
 杉並での「鈴木旋風」が、沖縄での自民選挙区全敗とともに示したのは、ついに労働者民衆の生きるための決起、「安倍たおせ!」の大反乱が始まったということです。
 街頭では、鈴木候補や支援の労働者・学生の演説が、若者の心をつかみ、演説を聞いてその場で投票を決めるということが起きました。既成政党や選挙自体に絶望したという男性が「今回は鈴木さんに入れるよ」と言ってくれたり、「入れる」「入れたよ」と表明する人がどんどん現れました! 自治会委員長の赤嶺の訴えを聞いて「感動した」と投票を決め、選挙のボランティアスタッフに登録してくれた青年もいたほどです。そして、この「鈴木旋風」は小中高生にも吹き荒れ、「親に紹介したい」とビラをもらいにくる小学生、鈴木候補の街宣カーが通ると校舎から出てきて手をふる高校生など、数え切れない決起が生まれました。
 沖縄では、退任直前に辺野古の工法変更を承認した仲井真に対して怒りが爆発。仲井真は9日の退任の日に県庁に集まった県民の怒号に包囲され、離任式会場を1階ホールから知事応接室に変更する事態になりました。
 翌10日には、現代の治安維持法=特定秘密保護法の施行に対して、首相官邸前や全国で抗議行動が闘われました!
 

自民党291議席は安倍の崩壊の始まり

 
 マスコミでは「沖縄では自民全敗だが全国的には自民圧勝」などとさかんに宣伝しています。でも、それは事の本質を隠す報道です。沖縄では安倍・自民党への怒りが爆発したが、全国的には安倍・自民党が支持されたということでは断じてありません。
 52%という戦後最低の投票率が示すとおり、2人に1人が愛想を尽かし、選挙を拒否したのです。労働者の怒りに追いつめられた安倍が政権延命のためだけに仕掛けたデタラメな選挙、あるいは「全有権者の20%程度の支持(得票)で安倍政権にフリーハンドを与えていいのか」(白井聡・文化学園大助教)といわれるようなインチキな選挙制度そのものに対する怒りが爆発したのです。
 事実、誰もが「自民圧勝」の報道に怒っています。選挙直後に行われた世論調査でも、安倍政権の支持率は1.2%下がり、不支持率は5.1%上がっています。アベノミクスにも、集団的自衛権にも、辺野古新基地建設強行にも、圧倒的多数が反対です! この事実を誰よりも知っているのが安倍であり、自民党です。もうウソもペテンも通用しないことに震え上がっているのです。
 自民党の291議席は安倍政権の崩壊の始まりです。そして、とってかわるのは私たち、「99%」の団結です。
 辺野古新基地建設も戦争関連法国会も絶対に許さない! すべての沖大生は自治会のもとに団結し、1~3月で安倍政権を打倒しよう! 鈴木たつおさんとともに、闘う学生運動・労働運動、新しい労働者の政党をつくろう!
 

鈴木たつお候補の最終演説

労働者の団結と国際連帯で戦争を阻もう

 
 安倍首相は「景気回復、この道しかない」と言い出した。この道とは何か。
 一つは、景気回復のためには、憲法改悪と戦争しかないということだ。
 今、日本資本主義は行き詰まり、世界も大恐慌。世界の資本主義は軍事力で資源、市場、勢力圏のぶんどりあいに入った。日本は武器輸出3原則を解除し、兵器産業で生き延びようとしている。憲法を改悪して世界中どこでも自衛隊を戦争のために送り込む。これが景気回復につながるというとんでもない話だ。
 戦争は死と絶望だ。日本の労働者、他国の労働者、それぞれを戦場に送って殺し殺される関係に立たせる。
 「愛国主義とは、ならず者の逃げ口上」という有名な政治格言がある。
 戦争を阻止する道は、戦争に動員されるわれわれ労働者人民が、戦争をする自分の国の政府を倒すことだ。われわれは安倍政権を倒す、中国人民は習近平政権を倒す。労働者の団結と国境を越えた国際連帯が、戦争を阻止する唯一の最大の武器だ。これだと私は訴えたい。
 「この道しかない」の二番目、安倍は「安心・安全の生活」などと言っている。安倍政権がやろうとしているのは何か。12月10日に特定秘密保護法が施行された。この戦前の治安維持法を上回ると言われる特定秘密法とセットで、来年の通常国会では、市民生活の隅々まで監視するために盗聴法改悪が行われようとしている。そういう管理社会、警察国家をつくろうとしているのが、安倍の「この道しかない」ということなんだ。
 最後に、この立候補に当たって一人で何ができるのかとよく聞かれる。しかし、私は一人ではない。労働者の団結の力、そして戦後一貫して闘い続けてきた日本の労働者の誇り高い歴史。杉並の原水禁運動もしかり。私は日本の労働者を誇りに思い、絶対に闘いに決起すると信じている。だから私は一人ではない。

2014年12月16日火曜日

赤嶺委員長、東京・杉並で鈴木たつおさんの応援演説に立つ!

 

 赤嶺委員長が仲井真-安倍を倒した沖縄の怒りを東京で訴える!

「アベノミクスと戦争に絶対反対! 杉並から安倍・石原を倒せ!」と訴える鈴木たつおさん。

演説を聞こうと集まり、立ち止まる人。駅前は毎日集会場そのもの。

子どもも立ち止まる。話がわかりやすく、子どもに大人気の鈴木たつおさん。

辺野古新基地建設阻止! 鈴木たつおさんとともに安倍を倒そう!

鈴木たつおさんの横には闘う労働組合がいる。動労千葉の繁沢敬一副委員長が応援演説! 

「私は一人ではない! 労働者が主人公の社会をつくろう! 新しい労働者の党をつくろう!」

アベノミクスの大ウソをわかりやすく暴くボード

おまけ…差し入れのおにぎりを食べる赤嶺委員長

2014年12月4日木曜日

安倍と自民党をたおせ! 沖大学生自治会は鈴木たつおさんを推す!


安倍と自民党をたおせ!
鈴木たつおさん必勝へ!


 先日から始まった衆院選(12月2日公示-14日投票)で、沖縄大学学生自治会は、東京8区(杉並区)で「安倍たおせ!」を掲げて立候補した「鈴木たつお弁護士」を全面的に支持して闘います。沖大生のみなさんに、鈴木たつおさんへの支援を訴えます。

●破産したアベノミクスに断を


 安倍首相は、1日の党首討論で「今、雇用は改善している。給料が上がり始めている。…東北の復興、全力を挙げている。そして日本人の命を守り領土、美しい海を守るための安全保障法制も進めていく。それぞれまだ道半ばではある。しかし、この道しかない」と言っています。ふざけるのもいいかげんにしろ!
 何が雇用改善か! 非正規労働者が労働者全体の約4割まで増え(沖縄は44.5%)、2000万人を超えています。安倍政権の2年間だけで123万人増え、逆に正規労働者は22万人減りました。「失業率が下がった」のは、正規労働者がクビを切られ、非正規に置き換えられたからです。賃金も実質で16ヶ月連続下がり続けています。さらに消費税が8%に上がり、誰も物を買えなくなった。その結果が2四半期連続のマイナス成長です。
 安倍は「物価が上がれば人が物を買って景気の好循環が始まる」「円安で輸出が増える」「株価が上がれば株保有者の財布のひもが緩み、物が売れて企業がうるおう、そうすれば賃金もあがる」などとデタラメを言って日銀にじゃんじゃんカネを刷らせました。しかし、すべてが破産しました。円安による物価上昇と増税で生活は苦しくなり、貧困・格差は拡大し、1114兆円(対GDP比240%以上)という途方もない国の借金だけが膨張しています。安倍はなお株を買い支えるために、ついに年金積立金にまで手をつけ、横流ししています。これがアベノミクスです。これらに対する「もう我慢ならない!」「生きさせろ!」という労働者の怒りと闘いが安倍を倒したのです。
 「命よりカネ」の安倍政権、資本主義は完全に終わっています。安倍は自らの破産を居直り、労働者の権利を「成長の阻害物」と攻撃し、民営化や派遣法改悪、解雇自由を叫んでいます。ふざけるな! このまま「1%」の資本家に生きる権利、未来を食いつぶされてたまるか! 社会を回しているのは資本家ではなく労働者です。「99%」の労働者が団結し、革命を起こそう! 11・2労働者集会は、それができると証明しました。学生の未来もここにあります。「安倍政治を断ち切り、労働者が主人公の社会に」と訴える鈴木たつおさんとともに安倍・自民党に断を下そう!

●戦争阻止、辺野古新基地建設阻止


 何よりこの選挙は、戦争を阻止する決戦です。集団的自衛権、辺野古新基地建設、秘密保護法、原発再稼働を許すな! 戦争へと向かう安倍政権を倒そう!
 安倍は性懲りもなく「日本人の命を守り、領土、美しい海を守るための安全保障法制」などとほざいています。ふざけるな! 目の前で辺野古の海をつぶしているのは誰だ? 福島の人びとからふるさとを奪い、命と健康を奪い続けているのは誰だ? 「国民の命を守るための戦争」などうそっぱちです。
 沖縄戦の教訓は「軍隊は住民を守らない」です。天皇や政治家が自分の地位を守るために沖縄は捨て石にされ、県民の3人に1人が犠牲になりました。彼らは意図的に戦争を引き延ばし、自分たちが倒されることを恐れて兵士たちに「生きて帰るな」と命令し、最後は学徒動員までやった。戦争とは、「1%」の支配層のために「99%」の労働者・学生を殺し合わせるものです。安倍は、沖縄戦や従軍慰安婦などの戦争犯罪、戦争責任からとことん逃げ、軽率な言葉で戦争をくり返そうとしています。大学は軍事研究に協力しろ、国際競争に勝ち抜く人材を育成しろ、奨学金滞納者は自衛隊に行け、と。
 世界は今、大恐慌の二番底から世界戦争へと向かっています。世界市場の収縮とアメリカの没落が大国同士の「生き残り戦」を激化させ、イラク・シリア、ウクライナでは戦争にまで発展しています。アジアでも米・中が激突し、日本は脱落しています。だから安倍政権は戦争に突き進んでいるのです。しかしそれは絶望と破局の道です。
 他方で今、大失業・貧困と戦争へと向かう世界に対し、「生きさせろ!」「社会を変えよう!」という国際的な反乱が巻き起こっています。シリア空爆反対のデモ、香港の学生の「雨傘革命」、アメリカ中間選挙でのオバマ大敗や黒人射殺事件への全米抗議デモ。そして、沖縄-日本の闘い。ここに戦争を止め、まったく新たな社会を切り開くもう一つの道があります。
 国境をこえた労働者・学生の団結で、辺野古新基地建設を阻止しよう! 新たな学徒動員を許さず、戦争に突き進む安倍政権を打ち倒そう!

●労働者・学生の真の代表を


 沖縄県知事選の勝利の意義は、沖縄の労働者・学生が「保革を超えたオール沖縄」という「1%」と「99%」の階級融和路線をこえて、「基地も振興策もいらない」という非和解の意思を示したことにあります。それは、再びの戦争は許さない、新基地絶対阻止という決意であり、カネで魂は売らないという誇りであり、労働者を非正規・貧困に突き落とした「アベノミクス」「沖縄振興計画」のペテンを許さないという怒りです。
 しかし、「日本政府とは協力的にやっていきたい。90%くらいは日本政府と考えは同じだ」(9月13日、翁長の出馬表明会見)という言葉が示すように、翁長が「辺野古を阻止する」と言うのは、あくまで沖縄の「基地存続と非正規化」を推進する立場からです。この翁長を共産党など「既成革新政党」や仲地博など「リベラル知識人」が翼賛し、「戦争絶対反対」「生きさせろ」の叫びを抑圧する側に回ったところに時代の転換と飛躍点があります。
 たとえば、仲地博沖大学長は、新聞紙上で何と言っているか。「翁長氏の当選は、沖縄政治の対立基軸が保守対革新から、政府対沖縄という構図に変化することを意味しよう」「政府は…このような状況下で新基地建設を強行すると…米軍基地の安定性を揺るがす可能性を否定できない」。つまり、完全に翁長と同じ階級融和の立場、「米軍基地の安定性」の立場からモノを言っています。さらに、「県外・国外移設の新たな道を探すのが、70年間基地を負担した県民に答える国民的責務」。つまり、県外の労働者には基地を受け入れろ、沖縄の労働者には基地は撤去じゃなくて県外だと言って、分断をあおっているのです。
 この立場が具体的に示されたのが、5月に沖大学生自治会(当時は復活会)が開いた反戦集会に対する妨害と県外の学生への「帰れ」コールであり、基地撤去、全国学生との連帯を訴える沖大学生自治会に対するネガキャンや処分、盗撮です。あるいは学生のビラまき禁止や集会弾圧、団結破壊です。こうした沖大当局のあり方がいかに安倍政治に加担し、沖縄の怒りを裏切るものであるか! 今こそ沖大生が団結し、本来の大学を取り戻すときです。
 すべての沖大生は学生自治会のもとに団結し、戦争反対、大学の戦争協力阻止で立ち上がろう! 全国-全世界の労働者・学生の闘いと連帯し、安倍政権を打ち倒そう! その中から、真に労働者・学生を代表する党をつくりだそう!
 その歴史的決戦が衆院選です。鈴木たつおさんは、法大学生弾圧裁判の弁護団長であり、京大生の闘いにも真っ先にかけつけてくださった闘士です。安倍政権を打倒し、沖大学生自治会、全国の学生運動をさらに発展させていくために、鈴木たつおさんを議会へと送り出しましょう! ぜひ、注目とご支援よろしくお願いします!

<鈴木たつおさんの掲げるスローガン>

安倍政治を断ち切り、労働者が社会の主人公を
  戦争させない! 安保関連法は絶対阻止! 沖縄・辺野古新基地建設阻止!
 労働者は奴隷じゃない 非正規職は撤廃!
 医療・介護・年金を奪うな 消費税は全廃させる
 福島の怒りと共に 川内原発再稼働阻止!
「鈴木たつおとともに歩む会」のHP→http://suzutatsu.main.jp/

<鈴木たつおさんのプロフィール>


東京8区(杉並区)/鈴木たつお弁護士
 1959年 東京都立新宿高校を卒業。東京大学に入学。
 1964年 NHKに入局。反戦派労働運動の先頭にたつ。
 1968年 配転命令反対の百日間闘争を闘い、起訴・休職・解雇。
 1991年 弁護士登録(第二東京弁護士会)
 2014年 2月の東京都知事選挙に立候補
 ●法政大学学生弾圧・弁護団長
 ●国鉄千葉動力車労働組合・顧問弁護団
 ●東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会・解雇撤回訴訟
 ●星野文昭さん再審弁護団長
 ○「憲法と人権の日弁連をめざす会」事務局
 ○「許すな改憲! 大行動」代表呼びかけ人
 ○「すべての原発いますぐなくそう! 全国会議」呼びかけ人


「沖縄の米軍基地の安定性」の立場から、「県外移設」をあおる沖大学長・仲地博

革新や連合幹部の翁長翼賛を沖縄の「民意の表現」と言い張り、その「政治的枠組みを守れ」と主張する沖大名誉教授・新崎盛暉