2015年4月30日木曜日

4月24日民主労総が「パククネ退陣」掲げゼネストに突入



 4月24日、韓国で、80万人の組合員を擁する労働組合のナショナルセンター民主労総が、「パククネ退陣」を掲げゼネラルストライキ(社会・地域全体の一斉ストライキ)に立ち上がりました。
 金属労組、建設産業連盟、公共運輸労組所属の学校非正規職と大学病院労組、民主一般連盟の清掃労働者、非正規職労働者など、合計26万9千人がストライキに入りました。
 韓国の労働者は、民営化・非正規職化と戦争を進めるパククネ政権に怒りを燃やし、立ち上がっています。この労働者のゼネストに、セウォル号事件の遺族、学生・青年、農民、露天商など市民団体1000余が連帯を表明しています。韓国と日本の労働者人民の怒りに違いはありません! 私たちも連帯して闘おう!

日本でも24日、「安倍打倒」を掲げて東京・杉並区議選に立候補した北島邦彦候補を先頭に、阿佐ヶ谷駅前で韓国の民主労総ゼネストと連帯する集会が行われた。





ハンサンギュン民主労総委員長の発言全文(ゼネスト宣布式)
「ゼネストへの準備は終わった」「敗北と屈従の歴史を終わらせる闘いだ」「われわれの力をパククネに見せつけてやろう!」

 同志たちよ、ついにその時が来た。
 2015年4月24日の労働者市民を生かすための民主労総ゼネストが、一週間後になった。この100日間、しゃかりきになって現場をめぐった。われわれがなぜゼネストに立たなければならないのか、共感し、決意する時だった。現場は、闘おうと言った。今われわれが闘わなかったら、われわれの未来は野蛮の今日から一歩も抜け出ることができないだけでなく、もっと残酷なことになるだろうからだ。
 振り返って見ると、誰もが3ヶ月でゼネストが可能だとは確信できなかった。しかし民主労総は、組合員たちは、切迫した気持ちでゼネストを作り上げてきた。
 闘わなければならないという歴史の呼びかけにきっぱりと立ち上がった、誇るべき80万民主労総組合員の同志たち! 本当に心強く、ありがたく、誇らしい。
 民主労総ゼネストはもうただのスローガンではない。敗北と屈従の歴史を終わりにするゼネストだ。財閥の腹を肥やすために公務員の年金を攻撃し、労働者の仕事場と賃金を削って、そして民主労組まで奪おうとする政権に対して、必死即生の覚悟で労働者市民を救うための闘争だ。だから必ず勝利しなければならない。

 パククネ大統領は4月16日、セウォル号1周忌を迎える日に海外に出た。国家が国民を、われわれの息子、娘たちをただの一人も救わなかった政権。何の責任も負わないで、惨事の1周忌の日に懺悔(ざんげ)と謝罪は固辞し、盗人たけだけしいにもほどがあるが、公務員年金に必ず手を突っ込まなくてはならない、不正腐敗を根から絶つと、とんでもない脅しをかけている。国民ははらわたが煮えくり返っている。本当に手入れをしなればならない対象は、国民の幸福を投げ捨てて財閥幸福時代を開くために、総理、秘書室長、釜山・仁川市長、慶尚南道知事、実力者国会議員イワングのように、秘密裏の選挙資金として最小限3000万ウォンを臆面(おくめん)もなく要求する、不義の腐敗した政権の素顔を見せたパククネ政権だ。
 国民はもう、労働者・庶民の名を手帳から消したパククネ政権に期待はしない。企業の裏金という汚い金で大統領選挙をやったパククネ政権は、完全に正当性を失っている。したがって民主労総は、断固として宣言する。パククネ政権はすでに終わった!!!! 同志たちよ、そうだろう?

 愛する民主労総の組合員、そして国民の皆さん! 民主労総は崖っぷちに追いやられた労働者と国民の生活を守るための闘争に突入する。腐敗した政権は国民を生かすことができない。国民の生存と安寧を守れない権力は、権力の座につく資格がない。国民を恐れることを知らない権力の末路は、凄惨(せいさん)なものになるだろう。この不義の権力は長くはないということを、ここに集まったわれわれが見せつけてやろう。目覚めた市民たちの力を見せつけてやろう。
 真実が嘘に勝つゼネスト、反労働、反民主、反民生政権を終わりにするゼネスト、多くの夢をもっていた子どもたちを一人も救わなかった虐殺政権を終わらせるために、大反撃の砲門を開く4・24ゼネスト、今や準備は終わったと考えるが、同志たちは同意するか? 勝利することはできるか? 本当に準備はできたか?

 民主労総は4月24日の先制的ストライキを始まりとして、公務員年金改悪を防ぎ国民年金を強化するだろう。労働悪法を妨ぎ労働三権を強化するだろう。公共の敵と悪罵を投げるニセの公共部門正常化を阻止しぬくだろう。最低賃金1万ウォンへの引き上げで労働者・庶民、1千万のチャングレ(非正規職労働者)の生存を守るだろう。水葬されたセウォル号の真実を明らかにする先頭に立つだろう。そして何よりも、国民のすべてを本当に生きられないところに陥れているパククネ政権を終わりにするために闘うだろう。パククネ政権に怒る労働者民衆の力を集めよう。
 常軌を逸した政権に勝つためには、もっと過激に闘わなければならない。民主労総がもっと過激になろう。拘束への恐れをより大きな怒りに変えることだ。ゼネストの錨(いかり)はすでに上げられた。1週間後の24日、ゼネスト出征の朝は、今日よりも明るく進撃の気勢がみなぎることだろう。その気勢で野蛮の時代、パククネ政権にとどめを刺して必ず勝利しよう。トゥジェン! 


昨年11月、韓国で行われた労働者総決起集会に参加し、民主労総の同志と連帯した赤嶺委員長

韓国ゼネストと連帯し 安倍・オバマの戦争会談粉砕しよう! 4・28県庁前集会、国会デモへ





4・28の大デモで日米首脳会談粉砕へ

 安倍首相が4月26日から訪米しています。28日には安倍首相とオバマ大統領の日米首脳会談が予定されています。
そこで、日米安保新ガイドラインの締結(=世界規模での戦争協力体制の強化)や辺野古新基地建設の推進が宣言されようとしています。24日には自民党と公明党が5月連休明けにも国会提出する安保法制の内容を合意しました。平時でも戦時でも、直接日本に関係があってもなくても、自衛隊が武力行使に入る=戦争できるというものです。4月28日に沖縄と東京で行われるデモは、学生の力で安倍政権を倒し、戦争を阻止する最前線の闘いです。

韓国ゼネストが示した労働者の力

 辺野古新基地建設と戦争を止め、安倍政権を倒す力は、労働者民衆のゼネストと国際連帯にあります。
 韓国では4月24日、「終わらせよう!パククネ、行こう!ゼネスト」のスローガンを掲げ、民主労総の組合員26万9千人がゼネラルストライキに立ち上がりました(裏面参照)。
 沖縄でも反対運動への弾圧業務に全駐留軍労組が抗議したのに続き、23日、国家公務員労組が反対住民への24時間監視業務を中止するよう内閣府沖縄総合事務局に申し入れを行いました。新基地建設阻止・基地撤去の実力行使=ゼネストの実現に向けた闘いが沖縄でも始まっています。

全国学友と連帯し、デモに出よう

 しかし、だからこそ異常なのが、学生が立ち上がることを全力で弾圧している沖大職員です。教授も授業で学生自治会への悪宣伝を行っています。大学人こそ本来、韓国の教職員労組のようにストライキに立ち、不当な業務を拒否して闘うべきではないでしょうか? 安倍政権の暴挙を目の前にしてなお学生に「かかわるな」と言う教職員は、いったい、沖縄の未来、学生の未来にどのように責任をとるつもりなのでしょうか? 絶対に許せません!
 4・28デモや5月沖縄現地闘争に向けて、全国の学生が沖縄大生に連帯のメッセージを寄せています。(裏面参照)。全国学友、韓国ゼネストと連帯し、デモに出よう!


4月24日民主労総が「パククネ退陣」掲げゼネストに突入

 4月24日、韓国で、80万人の組合員を擁する労働組合のナショナルセンター民主労総が、「パククネ退陣」を掲げゼネラルストライキ(社会・地域全体の一斉ストライキ)に立ち上がりました。
 金属労組、建設産業連盟、公共運輸労組所属の学校非正規職と大学病院労組、民主一般連盟の清掃労働者、非正規職労働者など、合計26万9千人がストライキに入りました。
 韓国の労働者は、民営化・非正規職化と戦争を進めるパククネ政権に怒りを燃やし、立ち上がっています。この労働者のゼネストに、セウォル号事件の遺族、学生・青年、農民、露天商など市民団体1000余が連帯を表明しています。韓国と日本の労働者人民の怒りに違いはありません! 私たちも連帯して闘おう!

4・30学生自治会総会
 4月30日(木)  自治会総会 18:00~,会場は検討中
☆5月沖縄闘争、自治会選挙に向けた方針を議論

5月沖縄闘争
5月15日(金)16:00 5・15辺野古現地全国集会
      (13:30県庁前出発) 
5月16日(土)10:00 南部戦跡めぐり
       15:00 国際通りデモ(県庁前出発)
       17:00 全国学生交流集会
       19:00「復帰」43年5・16沖縄集会 
5月17日(日)13:00 セルラースタジアムにて県民総決起大会
       16:00 県庁前総括集会 
5月18日(月)    沖大キャンパス集会を予定 

2015年4月20日月曜日

「復帰」43年 5・15~18沖縄闘争



◆5月15日(金)
   (13:30県庁前出発)
   16:00 5・15辺野古現地全国集会 

◆5月16日(土)
  10:00 南部戦跡めぐり
  15:00 国際通りデモ(16:00まで)
  県庁前→国際通り→沖映通り→58号線
  →久茂地交差点→沖縄県青年会館隣公園
  17:00 全国学生交流集会  
     @沖縄県青年会館 3階守礼の間
  19:00 「復帰」43年5・16沖縄集会 
     @沖縄県青年会館        

◆5月17日(日)
  13:00 県民総決起大会 @セルラースタジアム
 16:00 県庁前総括集会

◆5月18日(月) 
 正午~ 沖大キャンパス集会(仮)
  ☆参加するものによっては、貸し切りバス代、会場代など費用がかかります
  

4・28沖縄デーの爆発で戦争と新基地建設の安倍政権倒そう!


4・28沖縄デー
【4月28日(火)行動要綱】
法政大学包囲デモ 
法政大学市ヶ谷キャンパス 
12時半集合、13時半~デモ出発
 国会 ・ 霞ヶ関デモ
 JR新橋駅・SL広場
 15時半集合、16時~デモ出発 ※デモ後、国会前で座り込み

【沖縄・県庁前抗議集会~国際通りデモへ】
4月28日(火)
  18:00県庁前県民広場集合
デモ出発19:00~
4・28の大デモで安倍は倒せる

 4月17日に行われた、翁長知事と安倍首相の対談は、案の定、平行線で終わりました。
 首相は、会談で「辺野古への移設が唯一の解決策」とし、問答無用で新基地建設を進める態度を明らかにました。
 また、知事の発言中、首相は、一切目を合わせず、予定した時間よりも早く会談の公開を打ち切り、知事の原稿にあった「絶対に辺野古に基地を造らせない」という発言がでる前に報道陣を会場から退出させました。
 本当に許せない対応です! しかし、一方で知事の訴えを直視できず、沖縄の怒りと真正面から対峙することができない所に、追い詰められた安倍政権の姿があります。
 現在、安倍政権の行う新基地建設・戦争政策に、沖縄だけでなく全国で怒りが爆発しています。人びとの怒りに包囲された安倍政権は、ありのままの姿では批判が殺到し、袋叩きにされるので、必死にマスコミに統制をかけています。自民党がNHKやテレビ朝日の幹部を事情聴取として呼び出したことが大問題になっていますが、メディアを使った印象操作に頼らなければないないほど、安倍政権はボロボロになっています。
 今、「安倍打倒」の大デモ・ストライキが起きれば、必ず安倍政権は打倒できます。沖大自治会と全学連は、この情勢の中で4・28沖縄デーの闘いを呼びかけています。
 4月28日は、日米首脳会談が行われ、日本が地球の裏側まで参戦できる日米安保新ガイドラインの締結や、新基地建設に向け日米両政府の意志一致が狙われています。
 この4・28に全国学生の国会デモと沖縄での県庁前集会・国際通りデモの爆発で、戦争と新基地建設の思惑を粉砕し、安倍政権を打倒しよう!  

沖大生が沖縄の怒りの先頭に立とう!

  5月15日にセルラースタジアムで行われる、「新基地建設反対」の県民総決起大会は、10万人規模で爆発しようとしています。安倍政権に対する沖縄の怒りは、全島ゼネスト情勢にきています。
 そして、キャンパスで続々と集まる沖大生の「新基地建設反対」のメッセージは、全島ゼネストの先頭を担う大きさを持っています。



 かつて、沖大生の先輩たちは、復帰闘争時の全島ゼネストに500人のデモ隊で登場し、基地労働者と共に、反戦・反基地の闘いを先頭で闘い抜きました。
 今こそ沖大生がキャンパスから戦争と新基地建設に反対で立ち上がる時です! そして、4・28は、全国の学生が沖縄と連帯して国会デモに結集します。本土と沖縄の分断を打ち破る国会デモで、戦争・新基地建設阻止しよう!


学生の声潰す沖大当局ふざけるな!

 「新基地建設反対」のメッセージがキャンパスで続々と集まり、沖大キャンパスにおいて新基地建設への怒りが充満しています。
 これに対して、沖大当局は、沖大生がキャンパスから反戦・反基地で立ち上がることを潰す立場にまわっています。 沖大当局は、学生を無視してつくったビラまき禁止の学則や拡声器使用の許可制で、学生自治会の情宣活動を弾圧しています。そして、新入生には、「沖大自治会に関する注意事項」という文書を配り、自治会と関わらないよう呼びかけ、自治会と話をしている新入生に「自治会に関わるな」囲い込み潰しにかかるということが起きています。
 沖大当局は、学生への弾圧を「ルールだから政治的な意図はない」と開き直り、「キャンパスの外なら好きにやっていい」などとほざいています。
 本当にふざけています。安倍政権の下で大学の戦争動員が狙われ、昨年末には戦後一貫して軍事研究を禁止してきた東大で軍事研究の解禁が行われ、大学においてこそ戦争を許すのかどうかが大焦点になっています。
 法律的に明確な根拠が無いなかで、戦後の大学においてビラまきなど学生の自由や自治が強固に守られてきたのは、戦前の大学で自由や自治が破壊されるなかで学生が戦争に動員さていった歴史の反省からくるものです。
 沖大仲地博学長は、「新基地建設反対」など反安倍な言葉を吐きながら、キャンパスにおける学生の自由や自治の破壊で反戦の声を潰し、安倍政権の戦争政策の核心である大学の戦争動員に協力しています。
 学生の声を潰す沖大当局を許さず、学生の団結した力で大学を学生の手に取り戻し、キャンパスから反戦・反基地の大運動を巻き起こそう!


辺野古新基地建設絶対反対!沖大生の怒りの声!

~沖大生から集まった辺野古新基地建設反対のメッセージを紹介します~




PDF版




2015年4月16日木曜日

辺野古新基地建設 絶対阻止 安倍打倒の国会デモへ! 4・28沖縄デー闘争

辺野古新基地建設 絶対阻止 
安倍打倒の国会デモへ! 

すべての基地を今すぐ撤去せよ!
日米新安保ガイドライン阻止!
沖縄の学生とともに学生は立とう!

4・28沖縄デー闘争


【4月28日(火)行動要綱】
法政大学包囲デモ 
法政大学市ヶ谷キャンパス 
12時半集合、13時半~デモ出発
 国会 ・ 霞ヶ関デモ
 JR新橋駅・SL広場
 15時半集合、16時~デモ出発 ※デモ後、国会前で座り込み


戦争のできる国」づくり許すな!

◆問答無用の基地建設に怒り爆発! 沖縄はゼネスト情勢だ!

 「基地建設強行する安倍は許せない!」「戦争を体をはって止める!」――全国学友のみなさん! いま沖縄では、名護市・辺野古での米軍新基地建設への怒りが沸騰しています。「すべての基地を今すぐ撤去しろ!」という鮮明な声を、「粛々と工事を進める」などと踏みにじる安倍首相や菅官房長官を断じて許せない! この激突は非和解です。基地建設を実力で阻止し、戦争でしか生きられない資本主義を打倒するまで闘いがやむことはありません。
 怒りは根底的です。沖縄戦で日本帝国主義の延命のための犠牲を強制され、戦後も「銃剣とブルドーザー」で土地を奪われ、「振興策」の名による非正規職化と高失業率の現実を強いられ、最後は「基地と戦争」。「もう我慢ならない!」――この怒りに社会を変える展望があります。基地と戦争を止める力は、労働者・学生の団結と闘い=ストライキにあります。ベトナム戦争時も、基地労働者が基地を実力封鎖して空爆を止めました(右写真)。全社会の生産を停止させるゼネラルストライキで政府を打倒し、労働者民衆が主人公となる革命をやろう。

◆キャンパスから反戦の声を! 闘う沖縄大生と連帯しよう

 辺野古新基地は、日米帝国主義の朝鮮・中国・アジア侵略の最前線拠点です。昨年7月1日の「集団的自衛権行使容認」閣議決定とも一体です。安倍政権は通常国会で安保関連法を成立させて「戦争のできる国」に転換し、4月27日には日米新ガイドライン(防衛協力の指針)を締結します。「自衛」「国民の幸福追求」を掲げ、自衛隊を全世界に派兵しようとしています。
 戦争とは「1%」の資本家の利益のためのものです。世界大恐慌が、中東-ウクライナ-東アジアで「現実の戦争」に転化しています。「99%」の労働者・学生は一握りの支配者のために血を流し殺されるのではなく、国境をこえた団結で戦争をとめよう! 第一次世界大戦時の1917年ロシア革命のように! 4月24日から始まる韓国・民主労総のゼネストと連帯しよう。
 学生は「大学の戦争協力」を阻止して反戦闘争にたとう! 大学の主人公は学生です。青年・学生の行動で大学・社会は変えられます。「学費・就活・奨学金」の鎖を引きちぎって学生自治会を建設し、闘いを開始しよう! その出発点が「4・28沖縄デー」です。沖大生と心を一つに、法政大×国会デモに集まってほしい! そこから、戦争法粉砕の5~7月の歴史的大行動へ!

赤嶺知晃君(沖縄大学学生自治会委員長)の訴え!

 いま沖縄では、4月5日の翁長知事との会談での菅官房長官の発言や態度に怒りが爆発しています。4月28日には県庁前抗議集会と国際通りデモが行われ、5・17県民総決起大会は数万人の規模で爆発しようとしています。
 菅は、辺野古新基地反対の圧倒的民意を「わからない」としながら、会談では仲井真前知事の昨年の埋め立て承認を持ち出す大ペテンで新基地建設強行を正当化しました。「辺野古移設を断念すれば普天間の固定化につながる」と露骨に恫喝する姿は本当に許せません!
 基地建設阻止の闘いは、戦争を進める安倍政権との全面対決です。多くの沖大生が戦争と基地に怒りを燃やし、6・15国会デモの賛同署名や基地反対メッセージに応じています。昨年再建した沖大自治会は沖大生の怒りと固く結びつき、4月28日には全学連の国会デモと沖縄現地集会の両行動に参加します。「新基地建設阻止・新ガイドライン締結阻止」の闘いの先頭に立ちます!
 安倍への怒りが全国で沸き立つ中、本土と沖縄の学生が分断をうち破り国会デモに立つことは、全社会的な巨大なインパクトを持っています。4・28沖縄デー闘争の爆発で安倍政権を打倒しよう!

全国大学からの連帯メッセージ③

沖大自治会の新歓講演会に全国大学から連帯メッセージが寄せられたので紹介します。


富山大学学生自治会 

藤井優輔さん


 こんにちは。沖縄大学での激しい戦いに敬意を表して、このメッセージを送らせていただきます。翁長と菅の会談からますます沖縄での辺野古新基地建設に対する情勢が激しくなってますね。今こそ全ての労働者、学生が立ち上がり、安倍を打倒しましょう!
そして5月沖縄現地闘争には自分たちも一緒に行くので、一緒に基地建設、戦争を止めていきましょう

全国大学の連帯メッセージ②

沖大自治会の新歓講演会に全国大学から連帯メッセージが寄せられたので紹介します。




東北大学学生自治会委員長 澤田光司

 沖縄大学の学生のみなさん! 全ての基地をなくすため、宮城県の東北大学からともに連帯するメッセージを送ります。

「戦争をする国」に変えようとする安倍政権と、そしてその協力者となっている今の大学当局に対して、東北大学の学生の中に不満と怒りが強まっていることを感じています。この不満と怒りが、必ず社会を変革する力となるということを確信し、進んでいきましょう。

 辺野古新基地建設を止めるために沖縄全土で吹き出している怒りと、燃え上がっている闘いに、希望と勇気を貰っています。これは沖縄だけの問題ではなく、全国・全世界の学生・労働者の未来がかかった問題です。4月28日、私たちは東京から戦争反対・沖縄米軍基地撤去の声をあげたいと思います。そして5月、私たちも沖縄に駆けつけます。みなさんと会い、一緒に声を挙げられることを楽しみにしています。ともに頑張りましょう。

全国大学からの連帯メッセージ①

沖大自治会の新歓講演会に全国大学から連帯メッセージが寄せられたので紹介します。







全学連委員長 斎藤郁真


沖縄大学学生自治会のみなさんへ


 日ごろからの連帯・共闘、どうもありがとうございます。この4月、首都圏でも「『経済的徴兵制』は絶対に許せない」「学生運動をやりたい」と多くの新入生が合流し、ともに闘いにたちあがっています。社会の根底的な変革を求める沖縄の闘いが多くの学生の心を揺さぶり、行動に駆り立てています。法政大学の闘いは、新自由主義大学の現実こそ大学の戦争協力そのものであり、戦争を止める力は団結した学生の闘いのなかにあると示してきました。今こそ1969年4・28の全学バリケードストライキを復権させるときです。


 4・28那覇市内デモと一体で、全学連は首都東京において法政大学・国会を直撃するデモを行います。沖縄大学からも、多くの参加をお待ちしています! 時を同じくして闘われる韓国・民主労総のゼネラルストライキともかたく連帯し、国際連帯の力で基地建設と戦争を止め、大学と社会をわれわれ学生・労働者の手に取り戻しましょう。沖縄―法政大―国会を貫く壮大な闘いをともに実現しましょう!

2015年4月14日

行動方針の訂正

4・28沖縄デー闘争の行動方針の
変更があります。
4・28の沖縄現地行動は、
 辺野古現地集会
   から
【沖縄・県庁前抗議集会~国際通りデモへ】
4月28日(火)
  18:00県庁前県民広場集合 
デモ出発19:00~
に変更になります。

4・14講演会が大成功しました!


講演会の様子

4・14講演会が大成功しました!

 4月14日、学生自治会主催の「学生の力で戦争への道を阻もう! 辺野古新基地建設とめよう!」新入生歓迎講演会は、沖大当局が学生だけで教室を使わせない中、外会場になりましたが、新入生の参加をかちとり大成功しました。
 参加者は、元全駐労マリン支部副委員長の水島満久さんと全学連書記長の坂野陽平さんの講演に熱心に聞き入っていました。

全島ゼネストで新基地建設阻止



 水島さんは、基地労働者が「戦争反対・基地反対」で闘ってきた歴史と、現在の闘いの展望を語ってくれました。
 「辺野古新基地建設阻止の闘いは、米軍基地・日米安保の問題です。そして米軍基地・日米安保問題の核心に沖縄の基地労働者がいることを忘れてはいけません。
 建設されようとしている辺野古新基地は、『危険性除去』などではなく、老朽化した普天間基地に変わる侵略戦争のためのハイテクの基地です。そして、普天間の返還、新基地建設を通して、基地労働者の大量解雇と労働組合の破壊を狙っています。
 安倍政権は戦争に向けて、基地の中で戦争反対を闘う労働組合を解体しようとしています。
 しかし、基地労働者は、安倍政権の攻撃に怒りを燃やし、復帰闘争時「戦争反対・基地反対」の基地内ストライキやデモで戦争を止めた全軍労牧港支部青年部のような闘いをよみがえらせる取り組みを始めています。
 1%の資本家のための戦争政策は、世界の労働者の闘いによって破綻しています。沖縄においては、「新基地建設反対」の怒りが全島ゼネスト情勢にまで発展し、安倍政権は労働者・学生の怒りに追い詰められています。
 基地労働者を軸にした全島ゼネストに、新基地建設も戦争も阻止する展望があります。」

3月21日3900人が集まり瀬嵩の浜で新基地建設反対の声をあげた
5・15の県民総決起集会は10万人の規模で爆発しようとしています。


学生が安部打倒の先頭に


 坂野さんは、文科省の有識者会議で「奨学金を払えない人は自衛隊へ」と学生の貧困につけ込んだ「経済的徴兵制」が議論され、全ての学生に戦争が問われるなかで、「学生が大恐慌と戦争に突き進む資本主義体制を根本的に変革する闘いの先頭に立とう」と提起しました。
 「安倍政権は昨年の集団的自衛権行使容認を転換点に戦争国家体制構築を急ピッチで進め、戦争は遠い未来の話ではなくなっています。安倍政権は、今年の5~8月の国会で安全保障法制を整備し、『国家の存立を守る(お国のために)』という名目での武力行使や、地球の裏側まで自衛隊を派遣することの合法化を狙いっています。2015年冒頭が戦争を許すか否かの大決戦になっています。
 
東京新聞3月21日付け



 しかし、これは絶望の時代ではありません。全学連は、昨年2014年に戦争安保国会粉砕を準備する闘いをしてきました。『10・21国際反戦デー闘争』を復権して『イラク・シリア侵略戦争反対! 大学の戦争協力を止めよう』を掲げた全国学生の国会デモを闘い、11月4日には、京大に侵入した公安警察を学生の団結した力で摘発・追放する闘いに立ちあがりました! 全学連は、この地平から、4・28沖縄デー闘争と6・15国会包囲闘争を呼びかけます。4月28日は、沖縄・国際通りデモと連帯して、東京で国会前と法政大学前で集会・デモを行い、6月15日は戦争安保国会の真っ只中に全国学生で『戦争反対! 安倍倒せ!』の国会デモを行います。4・28と6・15に共に立ち上がり、沖縄-本土の分断を打ち破る大デモで安倍政権を打倒しよう!」

                             
公安警察を摘発・追放した京大自治会同学会の闘い


自治会執行部として闘おう!


 最後に、赤嶺自治会委員長がまとめと行動方針を提起しました。赤嶺委員長は、「4・28沖縄デー闘争、5月沖縄闘争、自治会選挙、6・15国会デモと安倍政権打倒に向けた決戦に、二桁、三桁の数の沖大生が決起すれば全島ゼネストを切り開く情勢をつくりだせる」と提起しました。
 そして、「ビラまき禁止の学則改悪や教室使用の拒否などで、徹底的に決起を弾圧する沖大当局を打倒し、沖大生の大決起を勝ち取るために、今日来てくれた学生1人1人に自治会執行部として行動してほしい」と訴えました。


 

 (左)まとめと行動方針を提起する赤嶺自治会委員長
(右)主催者あいさつをおこなう盛島委員長


学内で反戦企画をさせない沖縄大学

学内で反戦企画をさせない沖縄大学

 新歓講演会は、昨年に続き学内で開催することができていません。沖大当局は昨年4月の申請の際、「学生だけで教室を使うのは施設管理上問題だ」と新歓企画のための教室使用申請書を突き返してきました。そして夏休み中、施設使用申請書に、学生以外の「専任教職員」を「責任者」として書く欄を新たに設け、学生だけでは申請すらできないようにしました。本当にふざけている! こんな大学は世界のどこにもありません。
 
申請書を書き換え、学生だけで使えなくした沖大当局

大学の主人公は学生です。すべての学生は入学時に施設費10万円を納めています。その学生が自由に教室を使うのは当たり前のことです。実際に昨年の4月には、多くの沖大生が「(教室を)使わせろ!」「意味わからない妨害禁止」「大学は誰のもの?」と教室使用拒否に抗議のメッセージを書いてくれました。これに申請書の書き換えで応えた沖大当局は許せない!
 また、沖大当局は、教室使用の拒否を「政治的な意図はない」としていますが、実際にはこうやって、学生の「反戦・反基地」の集会や講演会をことごとくつぶしてきたのです。安倍政権が戦争と辺野古新基地建設を狙うなか、学生がこれに声をあげるのは当然です。これをつぶす沖大当局は、事実上、安倍政権の戦争政策に協力しています。
 大学を私物化し、安倍の戦争政策に協力する大学当局を許さず、学生の団結した力で、大学を学生の手に取り戻そう!

沖大当局の反戦企画潰し関連記事
 
全世界で反乱が始まった! 歴史選択かけて10・16沖大集会へ 9月30日にまいたビラです。

10・16沖大集会-10・21国際反戦デー闘争へ! 自治会活動報告



戦争と基地建設阻止へ 新歓講演会に集まろう!


戦争と基地建設阻止へ

新歓講演会に集まろう!

                                                       

戦争のための新基地建設阻止しよう!


 新入生のみなさん! 4月5日に行われた菅官房長官と翁長知事の会談をテレビ・新聞で見たでしょうか?
 菅官房長官の辺野古新基地建設反対の選挙結果や世論調査を「(民意は)わからない」と無視するする一方、仲井真前知事の埋め立て承認や98年の県知事と市長の条件付承認にもとづく閣議決定を持ち出して、新基地建設を正当化する大ペテン、「危険性除去」や「日米同盟の抑止力の維持を」を強調し、「辺野古移設を断念することは普天間の固定化にもつながる」と脅しをかける発言や姿勢は本当に許せません。
 「抑止力の維持」などペテンです。侵略戦争の出撃基地として、朝鮮戦争・ベトナム戦争・イラク戦争など数々の戦争に沖縄の米軍基地から戦闘機が飛んでいったのが沖縄の基地の歴史の真実じゃないですか!
 「危険性除去」などさらに大ペテンです。3月15日のロシア・プーチン大統領の「核使用準備発言」と「核兵器の先制使用の可能性」を想定した大規模軍事演習(8万人)が翌日から行われていた衝撃的事実の発覚は、世界中で始まっている戦争の進行と発展を表しています。
 この情勢と一体で、安倍政権は、日米新安保ガイドラインの締結と、国会での安全保障法制(=戦争法)の制定で「戦争のできる国づくり」を狙っています。その一環として新基地建設が狙われているのです。オスプレイ配備や強襲揚陸艦の着岸などが想定されている新基地は「危険性除去」などではなく明確に戦争のために建設されようとしています。安倍と菅のペテンに満ちた戦争のための新基地建設の論理を許さず、沖大から絶対反対の声をあげよう!

 

世界の労働者と共に立ち上がろう!


 新基地建設を止めた04年の阻止行動の現場を、ベトナム戦争時にベトコン(南ベトナム解放戦線)として闘ったというベトナムのおじいさんが訪れたことがありました。
 沖縄から出撃する米軍機の爆撃で家族や友人を全て失ったという彼は、沖縄を『悪魔の島』と憎みながら、ベトナム戦争時、沖縄の基地労働者が「ベトナム戦争反対」「基地撤去」のストライキで、ベトナムに爆撃機が飛ぶのを阻止した闘いに感動し、その闘いに連帯するために辺野古に来たと語っていました。
 基地に対して団結して不屈に闘った沖縄の労働者・学生の歴史が全世界の人々を獲得し、今でも辺野古の現地には世界中から人が訪れます。
 かつての沖縄の基地労働者は、全世界で巻き起こる「ベトナム反戦」の闘いの先頭で闘い、戦争を止めました。
 今世界を見てみれば、ロシアでは3月1日、「反戦・反プーチン」の5万人デモが行われ、韓国では80万人の組合員を擁する韓国の民主労総が、4月24日に「パククネ打倒」を掲げ、ゼネラル・ストライキ(全社会的な一斉ストライキ)を呼びかけています。全世界で戦争を進める政府に対する反乱が巻き起こっています。今こそ沖縄の学生が世界の労働者と共に立ち上がるときです!

「パククネ打倒」を掲げ4月24日にゼネストを闘う民主労総 韓国
  
 今回の講演会は、基地のなかでのスト・デモで戦争を止めた全軍労牧港支部青年部の闘いの中心人物であった水島満久さんに来ていただきます。
 
全軍労牧港支部青年部「戦争反対」「基地撤去」を掲げ基地内デモ

全国学生の団結で4・28沖縄デーの爆発を!


 「(奨学金の返済に苦しむ人は)防衛省でのインターンシップを受けさせたらどうか」(文科省有識者会議での発言)
 安倍政権は今、若者の貧困につけ込んだ「経済的徴兵制」の導入を狙っています。それは現代の学徒動員であり、安倍や菅のために学生は戦争で血を流して死ねという攻撃に全国で怒りの声があがっています。

東京新聞 9月3日付


 講師の坂野陽平さんが書記長を務める全学連は、戦争と基地建設、大学の戦争動員に対して、4月28日に「沖縄デー闘争」を呼びかけています。
 4月28日は、戦後沖縄が切り離され米軍の支配下におかれた「屈辱の日」であり、今年日米首脳会談で日米新安保ガイドラインの締結が狙われている日でもあります。この日に全学連は、沖縄と連帯した「新ガイドライン締結阻止・新基地建設阻止」の法大デモ-国会デモ-国会前での座りこみ行動を呼びかけています。
 沖大生も国会デモに参加し、本土の学生と合流しよう! 国会まで行けない学生は、辺野古現地集会に集まろう! 全国学生の大デモで全社会的な怒りの爆発をつくりだそう! 新歓講演会にも是非集まってください。
  

行動方針

辺野古への米軍新基地建設許すな!
日米新安保ガイドライン締結阻止!
4・28沖縄デー闘争
【東京・全国学生による国会デモ】
4月28日(火)
  12時半~法政大・市ヶ谷キャンパス集合
  16時~新橋駅から国会議事堂へデモ
  (終了後、国会議事堂前での座り込み行動)

【沖縄・県庁前抗議集会~国際通りデモへ】
4月28日(火)
  18:00県庁前県民広場集合 デモ出発19:00~


2015年4月6日月曜日

サークル紹介WEEKについて

◆ビラまき全面禁止をうちやぶったぞ!
◆新たな分断と新歓破壊を許さず、表現活動の規制を完全撤廃させよう!


沖大当局は、今年のサークル勧誘を新方式にすると発表しました。4月6日~10日の1週間を「サークル紹介WEEK」として、「チラシ配布」「音出し」含めて“自由に”勧誘できるスペースをつくるそうです。しかし、参加資格は公認サークルのみ。音出しは昼休みなら自由ですが、ビラは事前に許可印が必要だそうです。

 「新方式」は第一に、沖大当局が13年12月に学生規則を改悪して定めた「ビラまき全面禁止」が1年あまりで事実上破綻したことを意味します。大学当局はそうは言わないでしょうが、破綻させた力は、自由を求める学生の声であり、「ビラまき禁止規則撤廃」「大学の戦争協力阻止」を掲げた自治会再建の力です。

 第二に、全面禁止は崩れたものの、これは公認サークルとそれ以外に分断した新たな学生支配のやり方を狙うものです。ビラをまいてよい学生とダメな学生がいること自体がおかしいことです。しかも、それをどうして大学側に決められなければならないのでしょうか?

 第三に、しかしはっきりしたのは、大学側の言う規制に一貫性も正当な根拠もないということです。大学側にあるのは、ただただ、「学生を団結させたくない」「大学や国への批判的言論を封じたい」という政治的もくろみだけです。

 最後に、だからこそ学生は大学の主人公として、自由なキャンパスをとりもどすために団結しよう。何より、戦争は学生の団結破壊、キャンパスでの言論弾圧から始まります。学生こそ戦争反対・基地建設反対の運動の先頭に立とう。「大学の戦争協力」を阻止し、キャンパスを戦争反対のとりでにしよう。

沖縄大学学生自治会とは?

◆沖縄大学学生自治会とは?


 学生が自分の権利や未来を守るために団結して、学生としての意思を示し、行動する組織、それが学生自治会です。4人に1人が辞めていく高い学費。学生だけでの施設利用禁止やビラまき禁止など年々強まる規制。辺野古で基地建設が始まってもキャンパスで反戦集会一つできない現実。こうした現実を変えるため、昨年5月に反戦集会と執行部選出のシール投票を実施し、約20年ぶりに再建しました。
仲地博学長は口では「自由な学風、学生が第一」と言いながら、実際には学生の自治活動に敵対しています。自治会が発展するか否かはみなさんの意思と行動によって決まります。積極的な参加をよろしくお願いします。

◆執行部として行動しよう


 毎週1回の執行部会議で話し合い、決まったことを実践していきます。
 執行部会議 4月7日(火)18時~ @多目的室(予定)
       4月21日(火)18時~ @ 〃
       4月30日(木)18時~ @ 〃
 5月に執行部を選出するための全学選挙を行う予定です。

辺野古に基地はいらない 学生の力で戦争はばもう 4/28辺野古現地集会&国会デモへ

辺野古に基地はいらない
学生の力で戦争はばもう
4/28 辺野古現地集会&国会デモへ!


 沖大生のみなさん! 全国-全世界の仲間とともに名護市・辺野古への基地建設をとめよう。戦争計画である「新ガイドライン」の締結と戦争法の国会制定をはばもう。その力が私たち学生にはあります。「4・28沖縄デー」の辺野古現地集会、国会デモに立ち上がろう!

安倍や菅は絶対に許せない


 辺野古新基地建設をめぐる攻防は、安倍政権との“全面戦争”に入っています。
 3月3日、中谷元防衛相は本格的埋め立て工事を「夏頃にも着手」と宣言。これを受けて沖縄防衛局は、海底ボーリング調査を半年ぶりに再開しました。これに対して3月21日、大浦湾に面した瀬嵩の浜に3900人の労働者市民が集まり、怒りの声をあげました。
 翁長知事はサンゴの破壊を理由に作業停止命令を出しました。しかし、菅官房長官は「命令は違法」と主張して作業を続行しています。先日4日、菅義偉官房長官が来県し、翁長知事との初の会談に臨みました。しかし、事前の記者会見等で明らかなように、沖縄の声に完全無視を決め込んでいます。もう怒りの限界です!

国民を守るはウソ 戦争法を通すな


 辺野古新基地建設は、「負担軽減」ではなく、オスプレイ配備や戦争安保国会と一体の新たな戦争体制づくりです。
 安倍政権は昨年7月、「集団的自衛権の行使」を認める閣議決定を強行しました。5月にも多くの戦争法案を国会に提出しようとしています。「国を守るため」と言って自衛隊を世界中に展開し、際限ない侵略戦争に道を開くものです。「国民を守るため」もウソです。過去の戦争が示すように、その本質は「1%」のどん欲な資本家とその政府が生き延びるための戦争です。そのために「99%」の民衆同士を殺し合わせ、学生・若者は戦争で「血を流せ」ということです。

国境こえた闘いと団結で戦争はばもう


 世界は歴史的な大恐慌のただ中にあります。資本主義は行きづまり、労働者が非正規や貧困に突き落とされ、「生きさせろ!」のストライキやデモが全世界で爆発しています。韓国では4月24日、80万人が加盟する労働組合の全国組織=民主労総が「このままでは生きていけない パククネ政権打倒!」を掲げてゼネストに立ち上がろうとしています。この闘いにつづき、ゼネストで安倍政権をたおそう!
 国境をこえた闘いと団結で、戦争でしか生きられない政府をたおす。社会を「1%」の支配者から取り戻す。ここに戦争-基地建設を止め、学生が生きる展望があります。

4/28 辺野古現地集会&国会デモへ


 安倍政権は4月27日の日米外務防衛閣僚会議(2プラス2)で「新ガイドライン」を締結し、翌28日、安倍首相とオバマ大統領との首脳会談で、辺野古新基地建設の推進や世界中での戦争協力を宣言しようとしています。
 これに対して4月28日、沖縄では昨年から5度目となる辺野古現地集会が呼びかけられています。また同じ日、私たちは国会議事堂へのデモや座り込みを行う全国学生の首都一日行動を呼びかけています。
 ぜひみなさん、一緒に行動しましょう! ともに学生自治会の運動を発展させよう! 新入生歓迎講演会も、他では聞けない貴重な話をぜひ聞きに来てください!

◆基地建設を居直る菅官房長官の発言

◆「行政の長が代わったからもう一度見直すというのはどうかと思う」
◆「このまま進めても全く問題ない」
◆「(県民の民意は)分かりません」
◆「(反対が強くても)そこはやはり、国としてやるべきだ」

4/14 新入生歓迎講演会のお知らせ

新入生歓迎講演会
『学生の力で戦争への道を阻もう! 辺野古新基地建設とめよう!』

講師:全学連書記長・坂野陽平さん

    元基地労働者・水島満久さん

日時:4月14日(火)
   18時半(開場18時)
会場:JAおきなわ真和志支店    3階会議室(那覇市寄宮3-10-1)

主催:沖縄大学学生自治会

 安倍政権は今、沖縄の怒りを踏みにじって辺野古で基地建設を強行し、国会では多くの戦争法案を提出しようとしています。戦争は絶対にくり返させてはなりません。沖縄の学生が今こそ立ち上がるときです。今何をすべきなのか、一緒に考えていきましょう。

●講師紹介

【坂野陽平さんプロフィール】
 山形県出身。上智大。戦争への疑問から学生運動を始め、2011年9月、全日本学生自治会総連合(全学連)書記長に就任。
 坂野陽平さんは、安倍政権の戦争政策と対決して闘う全国学生運動の若きリーダーです。全学連は昨年、中東での空爆開始や安倍政権による集団的自衛権行使閣議決定に対して、「10・21国際反戦デー闘争」を闘いました。

 また、京大では、学生自治会の仲間がキャンパスに侵入した公安警察を摘発・追放するという闘いに立ち上がりました。学生の団結した力が戦争をとめる力があるということを鮮やかに示したのです。


【水島満久さんプロフィール】
 元全駐労マリン支部副委員長。19歳から牧港補給地区で働き、復帰闘争時は、全軍労牧港支部青年部(牧青)として闘った人物です。牧青の「解雇撤回・基地撤去」を掲げた職場でのストライキ・デモは、爆撃機がベトナムへ出撃できなくなるほど米軍を追い詰めました。
沖縄タイムス『基地で働く』より

『写真集 牧青闘いの記録』より

新入生のみなさん! 団結して新基地建設阻止しよう!

沖縄大学学生自治会委員長 赤嶺 知晃(法経3)


新入生のみなさんに、「辺野古新基地建設阻止・戦争国会粉砕」に向けて、4・28沖縄デー闘争と6・15国会包囲闘争にともに立ち上がろうと訴えます!
 安倍政権は国会での戦争法制定を進めるとともに、沖縄の怒りを踏みにじって名護市・辺野古への米軍新基地建設工事を進めています。沖大生は「これを絶対に阻止したい!」という思いから、昨年5月にキャンパス反戦集会を行い、全学シール投票で学生自治会を再建しました。
 この決起に沖大当局は露骨な集会破壊や「集会開催」を理由とした私への処分で襲いかかり、学生自治会を「反社会的団体」呼ばわりする看板まで設置しました。仲地博学長は地元紙などで「新基地反対」と言いながら、学内では沖大生の決起に敵対し、完全に安倍の手先となっています。
 大学当局の弾圧・分断をうち破り、巨万の学生が決起することに戦争と基地建設を阻止する力があります。ともに歴史を変える闘いの先頭に立とう!


(写真 沖縄大学学生自治会復活会(当時)が呼びかけた「沖大生の力で戦争とめよう5・19沖大キャンパス集会」。沖縄大学当局の集会妨害を打ち破り、赤嶺自治会委員長がキャンパス中央で演説を行うと、多くの沖大生が注目し、演説に真剣に聴き入った【昨年5月19日】)

3・29三里塚全国集会に参加してきました!

三里塚芝山連合空港反対同盟が主催する「市東さんの農地を守ろう! 戦争とめよう! 三里塚全国総決起集会」が千葉県・成田市の栗山公園で開催され、全国から920人の労働者や農民、学生が集まりました。
 三里塚闘争は、国と成田空港による一方的な農地取り上げに対して「農地死守・実力闘争」を掲げて50年間闘い、いまも完成を阻み続けている偉大な闘いです。
 そもそも、成田空港はベトナム戦争の時に手狭になった羽田空港を肩代わりする軍事空港という意味がありました。今も朝鮮有事の際には軍事兵站拠点と位置づけられており、市東さんへの農地収奪は戦争に向けて国が民衆の権利を否定し、奪っていく攻撃の始まりでもあります。三里塚闘争は「反戦・反権力の砦」です。
 また反対同盟は、国鉄分割・民営化と唯一ストライキで闘ったJRの闘う労働組合=動労千葉と「労働同盟」を結んで闘っています。

農地取り上げを拒否して闘う反対同盟の農民・市東孝雄さん。
市東さんの農地をめぐる裁判を、裁判所うち切って結審したことに怒りのアピール。
「三里塚、沖縄、福島と、国策の攻撃はみな同じです」

反対同盟事務局長・北原鉱治さん

前段集会では、赤嶺委員長もアピールしました。



成田市内をデモ


 ちなみに、沖縄大学の仲地博学長は、「少なからぬ国民が国際空港の必要性を感じていた。復帰闘争と違い、全国民的な共感を得られなかった」と農地取り上げを擁護しています。
 沖縄で日々安倍政権に対する非和解的な怒りが高まりつつある中で、辺野古の闘いを国家権力と非和解で闘う三里塚のような闘いにさせないと、国に対してアピールしているのです。