2024年3月2日土曜日

沖大学生自治会臨時大会を開催しました。


 3月1日、沖大学生自治会臨時大会を行いました。
 赤嶺前委員長は、今後は学生自治会執行委員会のメンバーとして闘っていきます。沖大生の執行委員会で学生自治会をこれからも運営してくことを決定しました。

反戦貫く沖大学生自治会を守り抜き、団結の強化・拡大へ!

 2月に日米政府が中国を敵国として明示するなど、自治会選挙後、ますます反戦運動であり、反戦を貫く学生自治会が全社会的に登場していくことが重要になっています。2024年の学生自治会執行部選挙で、赤嶺委員長候補の信任を勝ち取ることはできませんでした。しかし、学生の闘う団結体である沖大学生自治会は、維持し、活動は続けていくべきです。
 
反戦闘争こそ学生自治会の原点だ!

 沖大学生自治会は、2014年の再建当時から、学生の決起と団結にのみ依拠して闘ってきました。再建の過程は、暴力的な弾圧で学生自治を全否定する沖大当局との闘いでした。再建当初から申し入れ書すら受け取りを拒否されてきました。そこからの闘いは、学生の決起と団結にのみ依拠して、自治と反戦を勝ち取っていく闘いそのものでした。こうした闘いにこそ、学生自治会の原点があります。
 そもそも学生自治会とは、戦争への反省の上につくられました。全日本学生自治会総連合(略称 全学連)は、1948年年に結成されました。戦前の大学は戦争に進んで協力し、学生は戦争反対の声を抑圧され、最後は「学徒出陣」で侵略・虐殺の銃を握らされ、自らも死んでいきました。
 この反省から全学連は、1948年に「戦犯教授追放」「学生生活防衛」を掲げ、労働者の闘いと一体で嵐ような闘いを巻き起こし、全国に学生自治会を建設しました。反戦を掲げ、労働者階級と連帯する荒々しい闘いの中から学生自治会は誕生したのです。
 2月28日の8・6広島弾圧に顕著なように岸田政権は戦争体制構築のために闘う学生運動を弾圧し、解体しようとしています。今こそ、学生自治会の原点である反戦を鮮明にし、闘う時です。
 2015年から大学の軍事研究が解禁され、昨年末に国立大学法人法が改悪されました。大学の戦争動員がすでに始まっている中で、学生が戦争に対する態度を鮮明にせず、中間的な立場を取ることは、自らの未来を閉ざすものになります。反戦を掲げる学生の団結体としての沖大学生自治会を維持・存続することが絶対に必要です。沖大学生自治会を存続し、沖大生の団結を拡大し、反戦闘争の爆発的発展を目指して断固として闘っていきましょう。
 
今後の学生自治会の運営について

 臨時大会の場で、これからの学生自治会の運営について決定しました。
 学生自治会の執行委員長については、24年の選挙で信任にはならなかったので、委員長を立てるとはしません。赤嶺前委員長は、これからは、学生自治会執行委員会のメンバーとして闘っていきます。沖大生の執行委員会で学生自治会をこれからも運営していきましょう。
 今後も活発に活動し、学生の団結を強化・拡大していきましょう。そして、反戦運動の発展を勝ち取るなかで、再び学生自治会執行部選挙に挑戦したいと思います。24年の選挙スローガンで掲げたような根底的な反戦の訴えで、全学生との一致を勝ち取りましょう。