2017年10月3日火曜日

学生には力がある!


学生には力がある!

大学を2年間自主運営した沖大生!

 みなさん、私たちが大学への不満や怒りを口にすると、「学生が声を上げても変わらない」と言われたりします。
 しかし、そんなことはありません。私たち学生が力を合わせれば巨大な力を発揮することができます!
 1972年、沖縄が本土に復帰する際、当時の自民党・佐藤政権は、反戦・反基地で巨大に闘われた復帰運動を先頭でになった沖大生の存在を恐れ、復帰の際に沖大を廃校にするとしました。
 これに対して、沖大生は学生自治会で団結して闘い、教授会が廃校を容認した際には抗議して撤回させました。
 復帰後、政府が沖大を廃校にするという政令を出す中、沖大生が出身の高校に行って自ら新入生募集を行い、沖大は自主運営の闘いに入りました。入試や入学式、学園祭や卒業式は、教職員組合と連携し、学生と教職員が対等に話し合ってどうやるかを決め、行われました。
 沖大生の粘り強い闘いにより、2年後の74年には沖縄大学を大学として政府に認めさせました。今も沖縄大学が存在していることが、学生が団結すれば政府の決定すらくつがえす事ができると証明しています。

団結して大学を変えよう!

 最近でも、2013年に沖大の複数のサークル室のクーラーが5年以上壊れていたのをサークル員がサークルの壁を越えて集まって学生支援課に抗議し、クーラーを修理させました。そこにいたるまで、個々のサークルで学生支援課に申し入れをしても対応しなかったのを複数のサークルで状況を共有し、団結して不当性を訴えたときにクーラー修理を勝ち取りました。団結による勝利です!
 そして、現代は、世界中で学生の存在を踏みにじる大学や政治に学生が反乱を起こし、現実を変えています!
 かつて闘いに立ち上がった沖大の先輩たちや世界で団結して闘う学生たちは、特別な人たちではありません。私たちと同じ日々を必死に生きる学生です。
 都合のいいことしか書かない沖大のパンフレットに真実はありません。高すぎる学費のためにバイトに追われ、朝早く眠い目をこすりながら渋滞の中で大学に通う沖大生の不満や怒り、「もっとこうしたい」という思いの中に沖大の矛盾点や実態が現れているし、大学をよりよくしていく手がかりがあります。沖大学生自治会執行部は、後期キャンパスでそうしたみんなの声をメッセージやアンケートで集め、4人に一人がやめていく異常な大学を変えていきたいと思っています。
 大学を変えていくために共に闘っていきましょう!

0 件のコメント:

コメントを投稿