2015年10月15日木曜日

4名の仲間を取り戻そう! 10・21国際反戦デー~11・1労働者集会へ!

4名の仲間を取り戻そう!
10・21-11・1集会へ


4名のデッチあげ逮捕に怒りのデモ


 全学連の4名の仲間に対する「監禁致傷」デッチあげ逮捕、東北大や京都大、広島大のサークル会館や学生寮、アパートへの家宅捜索に対し、怒りの反撃が拡大しています。14日には東京地裁において、勾留理由開示公判(=4名を勾留し続ける理由を問いただす裁判)と、4名の即時釈放を訴える東京地裁包囲デモが闘われました(写真上)。
 この弾圧は、9月安保国会闘争の高揚に恐怖した安倍政権が、国会前の実力闘争から大学反戦ストライキへと進む全学連をなんとしてもつぶすという意図に貫かれた弾圧です。とりわけ全学連が、国家権力の送り込んだスパイを打倒し、闘いの先頭に立っていることへの大反動です。
 しかし、こんな弾圧で運動をつぶすことなど絶対にできません! 安倍戦争政治に怒る誰もがこの弾圧の本質を瞬時に理解し、安保国会闘争に続く戦争を止める闘いとして、4名奪還の闘いに立ち上がっています。
 「4名の即時釈放を求める緊急署名」は、1週間で464筆集まりました。東京地裁前では、通りがかった元福島大の女性が「これは許せない!」とビラまきに合流。飯田橋駅前でも、「スパイなんて許せない! 職場で署名を集めるから用紙を10枚くれ!」という男性が現れるなど、弾圧への反撃は全社会を揺るがす闘いへと転じています。むしろこの弾圧こそ、300万学生、労働者民衆の怒りに火をつけ、戦争阻止、安倍打倒ゼネストへの最後の引き金を引いたのです。逮捕された4名は、そのことを誰よりも確信し、完全黙秘・非転向で闘い抜いています。
 獄中で闘う4名を今すぐ取り戻そう! 署名やメッセージへのご協力よろしくお願いします!

ゼネストで辺野古新基地建設とめよう


公安によるスパイ化を絶対に許さない


 そもそも、4名を逮捕した「監禁致傷」など100%デッチあげです。「被害者」とされる元福島大生・樋口正太郎は、約3年にわたって全学連にスパイとして潜り込み、そこで得た情報を公安警察に数十万~数百万円で売り、酒食や享楽に換えていた男です。スパイ行為が発覚し、逃亡して怪我を負ったことを逆恨みし、公安警察と一体となって今回のデッチあげに加担しているのです。
 しかし、最も許せないのが公安警察です。公安警察こそ反戦運動、学生運動つぶしのため、スパイを送り込んだ張本人です! 卑劣な権力犯罪に手を染めた連中が、それが粉砕されるや、闘いの先頭に立つ4名をデッチあげ逮捕し監獄にぶち込む。こんなデタラメがどうして許せるか!

大学からの反戦ストで4名を取り戻せ


 広島大では、「ストライキで戦争止めよう! 公安警察のスパイ化・不当弾圧許すな! 4学生を取り戻そう!」を掲げる森田委員長候補が立候補し、学生自治会の執行部選挙を闘っています(10月9日~16日)。京都大では、不当逮捕や家宅捜索への怒りが爆発し、10月反戦ストライキの実現に向けたクラス討論や対当局抗議行動が、同学会一丸となって闘われています。大学からの反戦ストライキこそ、4名を取り戻し、戦争を止める最大の反撃です!

朝鮮侵略戦争をストライキで止めよう
 4名を取り戻し、10・21-11・1へ


 フランスやロシアのシリア空爆参戦が示すように、大恐慌の本格的爆発は、危機に立つ帝国主義・大国間の争闘戦を急速に戦争へと転化しています。とりわけ、米韓の作戦計画「5015」策定と安倍政権の安保法採決は、朝鮮侵略戦争の危機を切迫させています。学生運動への弾圧も、問答無用の辺野古新基地建設も、8月の米軍ヘリ墜落で明らかになった日米共同演習も、すべて朝鮮侵略戦争へとのめり込む安倍政権の姿そのものです。
 菅義偉官房長官は集中協議で「私は戦後生まれなので(沖縄の戦後史は)なかなか分からない。19年前の辺野古合意がすべてだ」と言い放ちました。沖縄戦や戦後の米軍統治、「銃剣とブルドーザー」による土地強制接収など一切なかったことにして、辺野古新基地建設を強行しようというのです。10月13日、翁長知事は辺野古の埋め立て承認を取り消しましたが、政府は直ちにそれを無効にする「行政不服審査請求」の手続きに入っています。絶対に許せません!
 今こそ、基地と戦争でしか生きられない安倍政権、帝国主義を打倒するゼネスト、革命に立ち上がろう!
 米日韓による朝鮮侵略戦争は、北朝鮮の体制転覆と同時に、パククネ政権打倒のゼネストを闘う韓国・民主労総の闘いの鎮圧を狙うものです。そして、日本の再びのアジア侵略と沖縄戦への道です。
 しかし、戦争の危機は同時に、労働者民衆の国境をこえた闘いと団結をも生み出しています。安倍政権に対する歴史的な安保国会闘争の高揚と一体で、民主労総は9月23日、第3波ゼネストに決起し、54人の不当逮捕を出しながら、11・14全民衆総決起大会に向かって進撃しています。
 民主労総の闘いと連帯し、ゼネストで辺野古新基地建設-朝鮮侵略戦争を阻止しよう! 4名の仲間を取り戻し、10・21国際反戦デー闘争-11・1労働者総決起集会へ!

●4名の即時釈放へ、緊急署名を集めています!

※ただいま464筆です(10月11日現在)
ダウンロード可能


【当面する行動方針】


●10.21国際反戦デー闘争
 10月21日(水) 法政大学デモ 法政大学・市ヶ谷キャンパス/12時半集合、13時半デモ出発
        渋谷大街宣  渋谷駅・ハチ公前広場/16時~
        渋谷デモ   代々木公園・ケヤキ並木通り/18時半集合
 
●11.1全国労働者総決起集会
 11月1日(日) 正午~ 東京・日比谷野外音楽堂
 ※韓国・民主労総、アメリカ、ドイツ、トルコ、スイスの闘う労働者が来日!
 よびかけ:全日建運輸連帯労働組合関西地区生コン支部/全国金属機械労働組合港合同/国鉄千葉動力車労働組合 /国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動

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