2014年6月25日水曜日

法政大・武田君への起訴許すな! 6月24日にまいたビラです。

https://drive.google.com/file/d/0B061J9_8Vc5DTlk3ZHdQVzFBVmM/edit?usp=sharing

法政大・武田君への不当逮捕・起訴弾劾!
直ちに取り戻そう!


 赤嶺君に「訓告」処分が下された前日、東京では、法政大・武田君に対する不当な起訴が行われました。赤嶺処分と同じ、むき出しの政治弾圧であり、絶対に許せません!
 武田君本人の声と沖大自治会が出した抗議声明、法政大・首都圏の学生が出した声明を紹介します。ともに怒りの声をあげ、武田君を取り戻そう!

◆武田君本人の怒りの声


 本当に、メチャクチャな「暴行」起訴攻撃です。
 起訴状にすら、殴る、蹴るなどの行為や、それによるケガなどは書いてありません。
 まさに、公安と検事の学生運動潰しの政治弾圧であり、それに対応して被害届を出し、取り調べに応じた法大当局も同罪です。国家権力と田中優子体制との非和解性がこれ以上ないほどハッキリしたと思います。
 僕も覚悟を決めて頑張りますので、何としてもこの弾圧を最大の反撃の契機として利用しつくしてください。獄内外の壁はありますが、共に闘っていきましょう。


◆武田雄飛丸君への逮捕・起訴を弾劾し、即時釈放を求める声明

2014年6月18日
沖縄大学学生自治会

 沖縄大学学生自治会は、法政大学文化連盟委員長・武田雄飛丸君(国文3年)への不当な逮捕(5月13日)・起訴(6月3日)を弾劾し、武田君の即時釈放を求めます!
 今回の逮捕・起訴は、あまりにもデタラメな政治弾圧です。武田君は、全国でも最も激しく学生運動弾圧がおこなわれている法大で、処分を恐れず規制強化や原発御用学者と闘い抜いてきました。4・25法大集会では、大学当局による外濠校舎門の封鎖を打ち破る学生の決起を勝ちとりました。このことに恐怖した法大当局と国家権力が運動のリーダーである武田君に「器物損壊」をデッチあげ、不当に逮捕したのです。さらに彼らは、それが武田君の「完全黙秘」の闘いで完全に破綻するや、「暴行罪」に切り替えて起訴しました。なんとしても武田君を閉じ込めておきたいがために、デッチあげにデッチあげを重ねたのです。絶対に許せません!
 沖縄大学でも、この弾圧と一体で学生自治会委員長・赤嶺知晃君(法経2年)に対する「訓告」処分が下されました(6月4日)。とんでもない中身です。自治会再建に向けて、キャンパスで私たちが「戦争・改憲反対」の集会を行ったことが「学内の秩序を乱した」というのです。
 安倍政権は今、憲法9条の破棄に等しい集団的自衛権行使容認を閣議決定し、日本を侵略戦争国家へと大転換させようとしています。また、沖縄の怒りを無視して辺野古に新たな基地をつくろうとしています。こうしたとき、私たち沖縄の学生が戦争反対の集会を行うのは当たり前です! 法大・田中優子総長と沖大・仲地博学長はどちらも表向きは「改憲反対」「基地反対」を掲げています。しかし、国家権力と一体となり、学生を弾圧している姿は、安倍政権を支える戦争翼賛大学そのものです。
  こんな不当な弾圧・処分は、全国学生の怒りで燃やし尽くさなければなりません! 全国学生の団結で武田君・赤嶺君への攻撃を粉砕できれば、抑え込まれていた怒りは堰を切って爆発し、大学を、社会を変えることができます。首都圏の新入生が弾圧に臆することなく武田君奪還に向けて立ち上がっているように、沖大生が赤嶺君の処分撤回メッセージを続々と書いているように、学生は必ず立ち上がります。
 沖縄大学学生自治会は、武田君の即時釈放と赤嶺君の処分撤回をかちとり、辺野古新基地建設と改憲攻撃と阻止するため、沖大キャンパスから闘っていく決意です。ともに闘いましょう!

◆5・13法大弾圧に抗議し、武田雄飛丸君の即時釈放を求めます

法政大学文化連盟
山本一如(法政大学4年・文化連盟書記長)
井田敬(上智大学一年)
土田元哉(慶応大学一年)
細田正太(和光大学一年)
吉田耕(神奈川大学一年)
和光大学学生有志
早稲田大学学生有志

 6月3日、文化連盟委員長・武田雄飛丸君が「暴行」容疑でデッチあげの起訴をされたことを強く弾劾し、武田君の即時釈放を求めます。

○本件起訴の不当性

今回の起訴は、5月13日に行われた武田君に対する公安警察の「器物損壊」容疑での不当逮捕を発端としています。「現行犯逮捕」といいながら公安警察は罪状を明示せず、(動画http://www.youtube.com/watch?v=NHxnv62mmiI)武田君を不当にも拉致・連行していきました。
 しかし起訴段階になって突然「暴行」容疑に切り替わりました。「器物損壊」容疑は完全にデッチあげだったのです。「器物損壊」容疑での起訴ができないとわかってから、突然法政大学の職員が「暴行された」といいだしたのですから、こんなおかしいことはありません。これは武田君を運動から離すためだけに、獄中に閉じ込めておく弾圧に他なりません。
 「暴行」罪で起訴するためには、被害届を出さなければなりません。つまり、法政大学総長・田中優子は「器物損壊」のデッチあげが破産するや、武田君を起訴するためだけにもう一度職員をして「暴行」の被害届を出し、武田君を公安警察に売り渡したのです。「リベラル」を語る学者が国家権力の弾圧に手を貸すという、許しがたい癒着であり、我々はこの弾圧を決して許さず、武田君の即時奪還を目指します。

○不当逮捕・起訴の背景

法政大学では2006年以来、大学における学生への管理強化・大学の商業化をめぐって、8年間にわたって延べ126名の逮捕者がでており、停学・退学など処分者は13名にのぼっています。武田君自身、2010年に法政大学に入学して以来、そのような大学の惨状に怒って行動に立ち上がり、法政大学より「無期停学」処分を受けている学生の一人です。
 法政大学文化連盟が中心となって、今年4月25日、「処分撤回」を掲げたデモが行われ、法政大学に日本全国・首都圏のさまざまな大学の学生が結集し、法大生の多くの飛び入り参加もあり、大成功を収めました。また、このような法政大学の闘いが不屈に続くことで、京都大学や広島大学、沖縄大学で自治会の再建が進んでいます。今回の一連の弾圧は、処分を受けてもなお屈さずに行動する武田君への弾圧を通した、すべての学生への見せしめであり、絶対に許すことはできません。
 武田君が不当に逮捕された後も、5月29日に「武田君の奪還」を掲げた法大デモには、4月25日のデモに参加してくれた首都圏の学生や武田君のご家族も集まり、法大当局・公安警察による弾圧の狙いは崩壊しました。
 この起訴は「器物損壊」のデッチあげが破産し、それでもなお武田君を閉じ込め、運動の発展を妨害しようとする、凶暴な、しかし学生を説得する正当性を持たない法大当局と公安警察の弱さです。
 法政大学の現状は「戦争させない1000人委員会」に所属し、秘密保護法や原発に公式に反対の声を上げている田中優子氏が総長に就任してからもいっさい変わっていません。それどころか、田中優子総長は文化連盟が提出した内容証明付質問書や申入書を6度にわたって「受け取り拒絶」するなど、一切の対話を拒否しています。
 また、今年2月27日、5年間にわたる裁判の末、法政大学の看板を「壊した」とされた「暴処法」裁判において文化連盟の無罪が確定しました。法政大学は自らが冤罪をデッチあげたことが法的に確定しているにもかかわらず、8ヶ月にわたって長期勾留された学生たちに一切謝罪せず、完全に開き直っています。
 法政大学のあり方は今の社会の縮図です。職場やキャンパスで声をあげることができないのに、いったいどうやって戦争をとめることができるのでしょうか。原発もまた劣悪な労働条件の下、現場の労働者が声を上げられず、被曝労働が容認されることで成り立ってきました。理不尽だと感じても声をあげられない大学とそのような「教育」は、今の社会の基礎です。田中優子総長は、自他共に認める「リベラル」ですが、腐敗した労働組合が企業の労務管理の一部を担っているのと同様に、現実には安倍政権の戦争・改憲・労働破壊の政治の一部を担っているのです。私たちは自らの足元からの行動でこの構造を打ち破るべく行動していきます。

○救援活動への支援のお願い

私たちは、武田雄飛丸君の一刻も早い奪還へむけて、全力で活動します。この起訴は武田君を見せしめにした政治弾圧であるがゆえに、最大の反撃は運動の拡大です。カンパやビラ配りなど、ご支援をお願いすると共に、ぜひ共に行動しましょう。
カンパ送付先:みずほ銀行
口座名 法政大学文化連盟
市ヶ谷支店番号207
口座番号2017393

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