286人の沖大生が投票しても受け取らず
6月12日、沖大学生自治会は、申し入れ書(裏面掲載)を学生支援課に提出しにいきました(右上写真)。しかし、学生支援課の職員は「学生自治会を大学として認めていないので学生自治会からのものはお預かりできない」と受け取り拒否。
申し入れ書は、5月の自治会選挙の結果を受け「『こどもの貧困』をテーマに講演会をできるように」や「学生のアンケートを無視せず、応えてほしい」と求める内容でした。こちらから「286人が真剣に考え投票している。学生の声をちゃんと受け止めてほしい」と話しましたが学生支援課は受け取りませんでした。絶対に許せません!
沖大当局はグラグラ、大学は変えられる!
しかし、こうした沖大当局の対応は決して強固なものではありません。今年1月に沖大生40人分のアンケートと要求書を提出した際には「沖大学生学生自治会」とはっきりと書かれているにも関わらず受け取りました。
こうした対応の一貫性の無さに表れているように、今年の選挙で過去最高の沖大生の投票で新執行部が信任されたことに沖大当局は、動揺し、追いつめられています。沖大学生自治会執行部は決してあきらめません。学生が一緒に声をあげる闘いをさらに大きくしていって沖大を変えていきましょう!
沖縄大学学長 仲地 博 殿
沖縄大学理事長 長濱 正弘 殿
申し入れ書
沖縄大学学生自治会
5月17日から22日まで2018年度の沖大学生自治会執行部選挙が行われました。選挙の結果は、286票と過去最高の得票数を獲得し、236票の信任票で赤嶺知晃委員長候補が信任されました。候補の「講演会不許可許せない! 学生の貧困を変える大学へ!」「アンケートを無視するな! 学生の声で大学変えよう!」「戦争と貧困は一体の問題! 沖大から声を上げよう!」というスローガンを沖大生一人一人が真剣に考え自主的に投票しました。今回の選挙の一票一票には沖大生の思いが詰まっています。2018年度沖大学生自治会執行部は、選挙で示された沖大生の思いを体現し、仲地博学長と長濱正弘理事長にスローガンの内容を重く受け止め、沖大のあり方を変えるよう求めます。
選挙では、ある学生が悩みながらも「駐車場を増やしてくれるなら…」と投票してくれました。「喫煙所をつくってほしい」と相談に来る学生や自治会選挙に応援メッセージをくれる学生もいました。沖大キャンパスには、現状を変えたいという思いがあふれています。
6月に発表された「沖縄大学キャンパスガイド2019」では、「沖縄大学のいいところは、教員やスタッフが学生のことを一番に考えるところ」と書いてありましたが、あの言葉はウソなのでしょうか? もし本当ならば学生の声を受け止め、現状の沖大のあり方を変えるよう求めます。
以上の立場から、私たちは以下3点申し入れる。
一)今年4月、赤嶺君の「こどもの貧困」を考える講演会を行うための施設使用申 請を正当な理由もなく却下したことを謝罪し、同じ趣旨の講演会を沖大学内で 行えるようにすること。
二)今年1月に沖大生のアンケートを提出しました。しかし、「学費を下げてほ しい」「構内駐車場を潰さないで」「喫煙所をなくさないでほしい」などの学 生の声の声は「上が決めた事だから(学生の声は)大学運営には反映しない」 と無視され続けています。学生の声を大学運営全体に反映すること。
三)ビラまき禁止と学生だけでの施設使用を認めない規則を無くし、学生のビラ まきや施設使用を自由にすること。
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