2016年6月11日土曜日

「傷害」デッチあげ弾圧打ち破り、A君の奪還を勝ち取ったぞ!


 多くの方々の支援によって沖大自治会と共に闘ってきたA君(写真右)不起訴釈放を勝ち取りました!
 学生が団結すれば国家権力の弾圧を打ち破れることを証明しました! 今回の弾圧で安倍と一緒になってA君逮捕を喜び、キャンパスでの弾圧を激化させた沖大当局は恥を知れ!
 社会を動かし、歴史を変える力は安倍や沖大当局ではなく、弾圧に負けずに決起する沖大生にあります。2016年度沖大自治会執行部は早くも「A君の奪還」というスローガンを達成しました!
 これからも選挙で掲げたスローガン「反戦ストでキャンパスを反戦・反基地のとりでに!」「沖大自治会の仲間A君を取り戻そう!  赤嶺君、盛島君への処分撤回!」を完全に実現するために闘っていきます!

全学連のサイトからA君奪還のビラを転載します。
https://drive.google.com/file/d/0B061J9_8Vc5DazlNUTR6Q0Q3NXM/view?usp=sharing
 
5月14日、日帝・警視庁公安部は沖縄闘争の直前を狙い、沖縄大学で活動する全学連のA君を、5か月も前のありもしない「傷害事件」をデッチあげて不当逮捕した。さらに沖縄大学学生自治会の赤嶺知晃委員長の自宅に不当捜索を強行、16日には前進社を不当捜索した。満腔の怒りを込めて弾劾する。
 「傷害事件」など一切存在しない。昨年12月、立川駅で全学連の学生たちが「改憲阻止・安倍たおせ」の署名活動を行っていた際、酔っぱらった男がしつこくつきまとってきた。男は妨害を繰
り返したあげくに、A君の前で、なんと自分から地面に倒れこみ、「暴行だ!」「頭をけがした」などとわめいたのだ。何が「体当たりして大怪我させた」だ! 100パーセントの大うそだ。男は警察を呼び、A君を逮捕させようとしたが、通りがかった人びとが怒りの声を上げた。「この人は自分で転びました」と証言する人も出る中で、警察は逮捕できなかったのだ。
 警視庁公安部は、5か月も後の今になって、この出来事を「傷害事件」と言いなして今回の逮捕に及んだ。弾圧は初めから破産している。
  5・14弾圧は、日帝・安倍政権が警視庁公安部を先兵として計画的に準備した政治弾圧だ。何よりも沖縄闘争破壊を狙った弾圧だ。5・15沖縄闘争の直前に、沖大自治会が大学当局の弾圧をはねのけて反戦ストライキに立ち、沖縄全島ゼネストをけん引しようとしていることに日帝は震えあがったのだ。
     また、安倍政権のすさまじい危機に突き動かされた弾圧だ。資本家と政治家の腐敗、生きられない社会への怒りが煮えたぎり、その先頭で全学連が鈴木たつお弁護士を押し立てて7月参院選勝利へ進撃している。日帝は打倒される恐怖に震えながら戦争と改憲、さらなる新自由主義攻撃に突進するために伊勢志摩サミット前を狙って弾圧を強行したのだ。
 デッチあげ弾圧は反戦闘争や労働運動・学生運動をつぶすための国家権力の常套手段だ。デッチあげこそ国家権力の不正義、腐敗、反人民性の極みだ。
 昨年9月警視庁公安部は、全学連の4学生がスパイを「監禁致傷」したとデッチあげて逮捕した。今年2~3月には京大反戦バリケードストライキを理由に6学生を「威力業務妨害」容疑でデッチあげ逮捕した。さらに、4月には東京学芸大学における反戦ビラまきに対して「建造物侵入」でデッチあげ逮捕した。だが、そのすべてが労働者人民の怒りの反撃をつくり出し、学生は全員不起訴釈放をかちとった。そして今回も、完黙・非転向で闘ったA君は、6月3日に奪還をかちとった。
 弾圧は団結して完黙・非転向で闘えば必ず粉砕できる。A君奪還から参院選決戦勝利・全国大学反戦ゼネストへ全国学生は突き進もう!

2016年6月9日木曜日

キャンパスで学生が「戦争絶対反対」「全基地撤去」を訴えることを徹底的に妨害する沖大当局

 米軍属の女性殺害遺棄事件に怒り、反戦・反基地を訴える沖大生の赤嶺くんのが沖大キャンパスに入ることを阻止し、マイクを抜く沖大当局。

 
 選挙最終日、より暴力性を増し、学生の訴えを妨害する沖大当局。学生支援課長の國吉は、腹で拡声器をふさぎ音を消そうとしています。許せない! しかし、この攻防を見ていた地域住民の男性がビラをもらい「大人に負けるな!」と赤嶺委員長候補にエールを送ってくれました。


 自治会選挙初日、キャンパスで「安倍たおせ!」の旗を立てるなと弾圧する学生支援課職員・比嘉。


2年前の反戦を訴える沖大キャンパス集会に学生を組織し「帰れコール」を行ったことをどう思うか質問され、焦るチャンドラ副学長。質問する学生に「許可なしにカメラ撮影やめろ」「民主主義じゃない」「暴力的だ」と言って話をそらす。一方で、自らは、学生に対して無断でビデオ撮影を行い、学生の話も聞かずにビラまき禁止や学生集会禁止の学則改悪を行った。何よりもチャンドラ副学長は、仲地博学長に申し入れ書を提出しようとする赤嶺君を職員と一緒に暴力的に排除した張本人である。チャンドラ副学長の言う「許可なしにカメラ撮影やめろ」「民主主義じゃない」「暴力的だ」は完全にブーメランである。

「『帰れコール』とはなんぞや?」という人は、2年前のキャンパス集会の動画を見てください。沖大当局の醜悪な姿や戦闘で弾圧するチャンドラ教授が写っています。


5・25怒りの県民集会当日に「県民集会に行ってるのか?」と学生支援課・國吉が学生を電話で恫喝! 沖大当局の反戦運動つぶし許すな!

5・25怒りの県民集会当日に「県民集会に行ってるのか?」と学生支援課・國吉が学生を電話で恫喝! 沖大当局の反戦運動つぶし許すな!



反戦運動つぶし打ち破り
6.19県民大会へ

5月25日、女性殺害遺棄事件に抗議する県民集会が行われた日に、学生支援課長・國吉正人は、沖大生に電話で「自治会の赤嶺と一緒に県民集会に行ってるのか?」と問い詰めました。
ふざけるな! 沖大当局に学生が県民集会に参加するか否かを問い詰める権利がどこにあるのか! 学生を呼び出し、処分する権利を持っている沖大当局がこうした電話を行うことは完全な脅迫行為です。私たちのキャンパスで人間の尊厳を踏みにじり、学生の県民集会への参加を潰すと
いうことが平然と行われています。
県民集会参加者からも「県民集会に参加するのは、学生の自由だ」「(正門の看板に『反社会的団体』とあるが)学生を監視し、電話をする沖大当局こそ反社会的団体だ」と怒りの声がっています。
「全基地撤去」の沖縄の怒りと完全に敵対し、学生の決起を潰すことに必死になっている沖大当局。こんな大学絶対におかしい! 沖大生に対する許し難い脅迫行為に、沖大生みんなで立ち上がろう! 反戦ストで沖大当局を打倒しよう! 6月19日は、弾圧体制を粉砕して県民大会に参加し、沖縄全土で燃え上がる怒りと大合流しよう!


ビラ・集会禁止の張本人が「選挙に関心持て」!?

7月の参院選から選挙年齢が「18歳以上」に引き下げられることをうけ沖大に期日前投票所が設置されることになり、沖大学長・仲地博が「若者の投票率向上は大きな課題。選挙に関心を持つきっかけになれば」とコメントしています。

「選挙に関心を持て」!? ふざけるな! 仲地博こそ、2014年に「大学に憲法は適用されない」と宣言し、ビラまき禁止や学生集会禁止の学則をつくり、沖大生が政治について考え議論することを徹底的に奪ってきた張本人です。
女性殺害遺棄事件についてもキャンパスで訴えることは弾圧され、休み時間中の討論も「授業準備妨害だ」と職員が教室で話す赤嶺委員長を羽交い絞めにして妨害しました。
 沖縄の怒りの爆発で辺野古新基地建設や改憲・戦争政策が吹き飛ぶことに恐怖し、事件の火消し走る安倍やオバマと完全に一体で学生の討論や県民集会への参加を弾圧しているのが沖大当局です。
学生が声一つ上げられないキャンパスで4年に1度だけ「投票しろ」と呼びかけられる選挙に社会を変える力はありません。目の前のキャンパスの現実を変えることこそ社会を変える道です。

反戦ストで全基地撤去を!

沖縄の「戦争と基地の島」の現実を変える力は反戦ストライキの闘いにあります。かつて沖縄の基地労働者を軸に闘われた全島ゼネストによって、基地機能は停止し、ベトナム戦争は止まりました。
「全基地撤去」の怒りが渦巻くなかで、全島ゼネストを切り開くカギは沖大生が握っています。オランド政権の労働法制改悪を大規模なデモ・ストで阻止し続けているフランスの労働者・学生は「政治を取戻そう! 1人で怒っている時代ではない。ともに行動するときだ。われわれ99%は1%に反撃する力をもっている。ともに反乱への決起を!」と訴えています。そして、フランスの学生のバリケードストライキ決起がこの闘いの牽引役になっています。沖大生も反戦ストに決起し、大学と政治を学生の手に取り戻そう。沖縄全島ゼネストを切り開く闘いの牽引役として登場しよう!