2015年11月20日金曜日

「久辺3区」の二区長が「辺野古容認」を否定 

 辺野古新基地建設をめぐり、菅義偉官房長官が11月17日の記者会見で「地元の人たちも条件付きで辺野古移設に賛同している」と発言したことに対し、辺野古区の嘉陽宗克区長と久志区の宮里武継区長が19日までに「賛同していない」と否定したことが報じられています。
 菅氏は 11月17日の記者会見で、地元が条件付きで「賛同」していることなどを理由に挙げ、移設計画を進める方針を説明。「一番被害がかかる地元の人たちも、条件つきで辺野古移設に賛同している」と強調していました。しかし、新聞の取材に対して、辺野古区の嘉陽宗克区長は「全然違う」、久志区の宮里武継区長は「誤解だ」と否定。宮里氏は区が以前行った移設反対決議が「まだ生きている」と強調したとのこと。
 政府は県の埋め立て承認取り消しを撤回する「代執行」に向けて訴訟を起こしましたが、新基地建設を正当化する根拠としていた「地元の理解」が崩れた形です。



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