講演会の様子
4・14講演会が大成功しました!
4月14日、学生自治会主催の「学生の力で戦争への道を阻もう! 辺野古新基地建設とめよう!」新入生歓迎講演会は、沖大当局が学生だけで教室を使わせない中、外会場になりましたが、新入生の参加をかちとり大成功しました。
参加者は、元全駐労マリン支部副委員長の水島満久さんと全学連書記長の坂野陽平さんの講演に熱心に聞き入っていました。
全島ゼネストで新基地建設阻止
水島さんは、基地労働者が「戦争反対・基地反対」で闘ってきた歴史と、現在の闘いの展望を語ってくれました。
「辺野古新基地建設阻止の闘いは、米軍基地・日米安保の問題です。そして米軍基地・日米安保問題の核心に沖縄の基地労働者がいることを忘れてはいけません。
建設されようとしている辺野古新基地は、『危険性除去』などではなく、老朽化した普天間基地に変わる侵略戦争のためのハイテクの基地です。そして、普天間の返還、新基地建設を通して、基地労働者の大量解雇と労働組合の破壊を狙っています。
安倍政権は戦争に向けて、基地の中で戦争反対を闘う労働組合を解体しようとしています。
しかし、基地労働者は、安倍政権の攻撃に怒りを燃やし、復帰闘争時「戦争反対・基地反対」の基地内ストライキやデモで戦争を止めた全軍労牧港支部青年部のような闘いをよみがえらせる取り組みを始めています。
1%の資本家のための戦争政策は、世界の労働者の闘いによって破綻しています。沖縄においては、「新基地建設反対」の怒りが全島ゼネスト情勢にまで発展し、安倍政権は労働者・学生の怒りに追い詰められています。
基地労働者を軸にした全島ゼネストに、新基地建設も戦争も阻止する展望があります。」
3月21日3900人が集まり瀬嵩の浜で新基地建設反対の声をあげた
5・15の県民総決起集会は10万人の規模で爆発しようとしています。
学生が安部打倒の先頭に
坂野さんは、文科省の有識者会議で「奨学金を払えない人は自衛隊へ」と学生の貧困につけ込んだ「経済的徴兵制」が議論され、全ての学生に戦争が問われるなかで、「学生が大恐慌と戦争に突き進む資本主義体制を根本的に変革する闘いの先頭に立とう」と提起しました。
「安倍政権は昨年の集団的自衛権行使容認を転換点に戦争国家体制構築を急ピッチで進め、戦争は遠い未来の話ではなくなっています。安倍政権は、今年の5~8月の国会で安全保障法制を整備し、『国家の存立を守る(お国のために)』という名目での武力行使や、地球の裏側まで自衛隊を派遣することの合法化を狙いっています。2015年冒頭が戦争を許すか否かの大決戦になっています。
東京新聞3月21日付け
しかし、これは絶望の時代ではありません。全学連は、昨年2014年に戦争安保国会粉砕を準備する闘いをしてきました。『10・21国際反戦デー闘争』を復権して『イラク・シリア侵略戦争反対! 大学の戦争協力を止めよう』を掲げた全国学生の国会デモを闘い、11月4日には、京大に侵入した公安警察を学生の団結した力で摘発・追放する闘いに立ちあがりました! 全学連は、この地平から、4・28沖縄デー闘争と6・15国会包囲闘争を呼びかけます。4月28日は、沖縄・国際通りデモと連帯して、東京で国会前と法政大学前で集会・デモを行い、6月15日は戦争安保国会の真っ只中に全国学生で『戦争反対! 安倍倒せ!』の国会デモを行います。4・28と6・15に共に立ち上がり、沖縄-本土の分断を打ち破る大デモで安倍政権を打倒しよう!」
公安警察を摘発・追放した京大自治会同学会の闘い
自治会執行部として闘おう!
最後に、赤嶺自治会委員長がまとめと行動方針を提起しました。赤嶺委員長は、「4・28沖縄デー闘争、5月沖縄闘争、自治会選挙、6・15国会デモと安倍政権打倒に向けた決戦に、二桁、三桁の数の沖大生が決起すれば全島ゼネストを切り開く情勢をつくりだせる」と提起しました。
そして、「ビラまき禁止の学則改悪や教室使用の拒否などで、徹底的に決起を弾圧する沖大当局を打倒し、沖大生の大決起を勝ち取るために、今日来てくれた学生1人1人に自治会執行部として行動してほしい」と訴えました。
(左)まとめと行動方針を提起する赤嶺自治会委員長
(右)主催者あいさつをおこなう盛島委員長
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