2014年11月20日木曜日

https://drive.google.com/file/d/0B061J9_8Vc5DbDZ3aDJEbGdoLWs/view?usp=sharing
 

安倍を倒せ!   戦争反対 ! 民営化うち破れ!
11・2集会に5700名!

3学友の逮捕弾劾!

 11月2日(日)に東京・日比谷野外音楽堂で行われた11・2全国労働者総決起集会は、全国から5700人が駆けつけ、「戦争と民営化(首切り)を進める安倍政権をたおそう!」と怒りの声をあげました。また、アメリカ、韓国、ドイツの労働者を迎え、新自由主義と対決する国際連帯が拡大しました。「安倍政権に対し労働者の団結力を見せつけなければならない。ともに団結し勝利しよう」(全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部・西山直洋執行委員)、「1047名解雇撤回をかちとり、国鉄分割・民営化に決着をつける。JRの外注化・非正規職化の攻撃を粉砕する。安倍を打倒し戦争への道を止める」(動労千葉・田中康宏委員長)。全国各地の闘いの報告、安倍政権の進める「戦争と民営化」攻撃と立ち向かう決意が語られました。
 ところが、集会後の銀座デモにおいて、3人の学生が「公務執行妨害」をデッチあげられて逮捕されました。機動隊の過剰なデモ規制に抗議した瞬間、いきなり逮捕されるという百パーセント不当な逮捕です。3学友は、新自由主義と「教育の民営化」に対して闘い、10・21国際反戦デー闘争の高揚の先頭に立ってきた仲間です。危機に立つ安倍政権・国家権力による労働運動・学生運動つぶしを狙った不当な弾圧です。絶対に許すことができません! 団結の拡大こそ、弾圧=分断攻撃に対する最大の反撃です。ただちに3人を取り戻そう! 闘う労働組合、学生自治会を全国の職場・キャンパスに建設し、「戦争と民営化」攻撃を打ち破り、安倍政権をたおそう!
 

●田中康宏・動労千葉委員長の発言

 
 全国からの結集、そして韓国やアメリカやドイツの仲間たちの結集ありがとうございます。そして国鉄闘争への本当に長い間のご支援、心から感謝申し上げます。
 これまでの発言にもあったように、私たちは国鉄分割・民営化に反対し、闘う労働組合の旗を守って、この集会を16年間続けてきました。国鉄闘争を30年間闘い続けてきました。そしていま、この闘いの全てが生き生きとあらゆる怒りの声に結びつくときがきた、そういう時代が来たと思います。今日ここに集まったこの力は、怒りと結びつくことで無限の可能性を持って団結を広め、闘う労働組合を甦らせる力です。
 3つ申し上げます。私たちは何があろうと1047名解雇撤回に向けて闘い続けます。この年末にも最高裁判決がおろされるでしょう。しかし、どんなことがあったって国鉄分割・民営化に決着をつけ、闘う労働組合をこの手に取り戻す。そのためにぜひ力をお貸し下さい。
 2番目です。私たちは外注化・非正規職化粉砕に向けて闘い続けます。この闘争は単にJRのみならず、すべての労働者の権利・未来のための闘争です。この闘いは全国の全ての職場から闘う労働組合を甦らせる闘いです。共に闘いましょう。
 そして3番目です。絶対に戦争への道を止めましょう。この国の政府は、労働者の未来を破壊し、権利を破壊し、団結を破壊し、社会保障・年金・医療・教育全てを破壊し、それにあきたらず、憲法を破壊して戦争に向かって進もうとしています。戦争はどんなことがあっても止めなければなりません。それは、私たち平和を求める労働者の特別な任務です。そしてその全てを成し遂げるために、闘う労働組合が必要です。30年間、僕らは後退し続けました。でも反転攻勢の時です。安倍政権を打倒し、力を取り戻しましょう。ありがとうございました。
 

●斎藤郁真・全学連委員長の発言

 
 全日本学生自治会総連合の委員長をやっています、齋藤と申します。
 この間私たち全学連は安倍政権の戦争政治に対抗して10月21日、国際反戦デーの復権に挑戦して、国会デモと同時に日本全国の大学で戦争反対の行動を行ってきました。いま大学において、まさしくあの「原子力ムラ」がつくられてきたのと同じ構造で防衛省と大学共同の軍事研究が進められようとしています。「学費・就活・奨学金」の3重苦、これにつけ込む形で、いますでにアメリカで行われています、「経済的徴兵制」が大学において行われようとしています。
 そして私たちはこの闘いを、大学を取り戻す闘いの中で、日本の既存の平和運動、こういったものを乗り越えていかなくちゃいけない、この課題にいまぶち当たっています。具体的には法政大学の総長・田中優子、沖縄大学の学長・仲地博、そして京都大学の学長・山極寿一、こういった日本の左派とかリベラルと呼ばれてきた人間こそがいま、大学の中で学生の行動を徹底的に阻害する、学生を弾圧する、こういうことをやっているということです。
 法政大学の文化連盟委員長・武田雄飛丸君はまさしく田中優子総長によって公安警察に売り渡されました。私たちはこの関係を、いまの大学の中から学生自身の力で乗り越える、そうやって大学の戦争協力を阻止し、巨万のデモを実現して戦争を止める。こういう行動を実現する決意です。全国大学に学生自治会を建設していく闘いを徹底的に前に進めたいと思います。
 私たちには、新しい世界の展望があります。この集会場に示されていることそのものです。私たちは新しい世界をつくることができます。国境や民族、国籍、出身地、そういったもので人間性を否定されるような世界を塗り替えるために現場から闘いに立ち上がりましょう。
 12月6日、もう一度私たちは戦争政治に対抗して、日本全国の学生を結集して、日米安保ガイドライン粉砕、大学の戦争協力阻止、大学に学生自治会を建設する、これを主張して戦争反対の国会デモに立ち上がります。ぜひ日本全国のみなさん、そして労働者のみなさん、世界中のみなさん。共に立ち上がりましょう。新しい世界を作りましょう。ユニオンのパワーでこの世界を変えましょう。よろしくお願いします。ありがとうございました。

0 件のコメント:

コメントを投稿