2014年11月20日木曜日

https://drive.google.com/file/d/0B061J9_8Vc5Da1dqT202UFpmUzA/view?usp=sharing
 

安倍・仲井真を倒したぞ!
京大生と連帯し3学友取り戻そう!

 

労働者・学生の怒りが安倍・仲井真を打倒した

 
 沖縄県知事選は、仲井真知事が10万票の差をつけられ、大敗北しました。辺野古基地建設を強行した安倍政権と一体となり、多くの県民の思いを裏切って埋め立てを承認した仲井真に労働者人民の怒りが叩きつけられたのです! 仲井真は落選後も「公約は変えていない」と醜い姿をあらわにしました。恥をしれ!
 県知事選はまた、安倍政権にトドメをさしました。安倍政権は、基地建設・集団的自衛権・原発再稼動・労働規制緩和・消費増税などあらゆる所から噴きあがる労働者人民の怒りを前に、衆院解散-総選挙しかない状況に追い込まれました。11・2労働者集会を先頭に、まさに全国から上がった怒りの声で安倍政権は、打倒されたのです。
 しかし同時に、衆院解散-総選挙とは、追い込まれた安倍が、野党の無力さを突いた選挙で、どんな低投票率・低得票でも「信を得た」として、集団的自衛権関連法案や基地建設、消費増税などの突破をねらう攻撃です。
 今こそ学生運動を爆発で安倍にトドメをさす時です! 全学生の団結で戦争反対・安倍打倒の闘いを巻き起こそう! 青年・学生を代表する政治家を生み出そう!
 

京大同学会の闘いが新たな学生運動の扉を開いた

 
 ついに学生の闘いが情勢を動かす時代がきました!
 11月4日、京都大学全学自治会・同学会の仲間が、キャンパスに潜入し、学生の宣伝活動を監視・盗撮していた公安刑事(=スパイ)を摘発し、大衆的弾劾の中でたたき出すという闘いに立ちあがりました(詳しくは右囲)。本当に胸のすくような闘いです。この「京大公安摘発事件」は一挙に社会問題化し、同学会が7日に開いた記者会見には50人の報道記者と200人の学生が集まり大注目となりました。事件の発端となった反戦デモでの3学生逮捕(うち2人が京大生)と一体で、京大では「戦前のような社会、大学を許していいのか」という怒りが噴き上がっています。
12日の「京都府警は謝罪しろ! 3学生を今すぐ釈放しろ! 全学緊急抗議行動」には昼集会に300人、夕方の討論集会に150人が集まり、怒りが叩きつけられました。
 京大から新たな学生運動爆発の扉が開かれました!
 

京大熊野寮への報復ガサ弾劾!

同学会の闘いに連帯し、全国大学に拡大しよう!

 
 京大同学会の闘いに震え上がった安倍は11月13日、報復として京都大学の学生寮(熊野寮)に120人の公安警察・機動隊を動員し、不当家宅捜索を行いました。東京のデモで逮捕された学生の「公務執行妨害」容疑とはまったく関係ない違法な家宅捜索です。公安警察が押収していったのも寮の会議で使っていたレジュメなどです。学生運動・活動拠点つぶしの違法捜査そのものです。しかし、熊野寮生は一切団結を崩さず、徹底抗議して闘いぬきました。
 この国家権力と闘いは、一朝一夕でつくられたものではないし、京都大学の学生だからできたというものでもありません。2012年の同学会再建以来、当局との闘いや戦争反対の闘いに取り組むなかで培われてきた京大生の団結があったからこそ闘いぬけたのです。
 同学会は沖大自治会と共に10・21国際反戦デーを闘い、5・19沖大集会にも駆けつけてくれた同志です。しかし安倍は、京大の闘いが全国・全社会に波及することにおびえ、「一部の過激な学生の問題だ」などと事態をねじ曲げ、新たな学生弾圧すら狙っています。これを絶対に許さず、連帯して京大の仲間を守り抜こう! 沖大でも戦争国家化を実力で阻止する団結をつくっていこう! 
3学友を奪還し、反転攻勢に打って出よう
 11月2日のデモ中に逮捕された3学友は今も、獄中に入れられています。右上の囲いを見てもわかるように、100%デタラメな不当逮捕です。安倍の意をうけた右派メディアは、京大同学会や全学連を「過激派だ」と宣伝しています。しかし、反戦デモに出た学生がデッチ上げ逮捕される社会のほうが「過激」なのではないでしょうか?
 戦争反対で声をあげたら逮捕される。これは戦争に向かう安倍政権の明確な治安弾圧攻撃です。しかし、学生が戦争反対の自治会をつくって団結して闘えば打ち破ることができます。3学友への起訴を許さず、今すぐ取り戻そう!
 
 

3学生の釈放を求める署名、京大生激励のメッセージにご協力ください!


【11・2デモと京都大学弾圧をめぐる経過】
●11月2日、東京の日比谷音楽堂で動労千葉などの労働組合の主催で5700人を集めた全国労働者集会が開催される。集会後の銀座デモ中、いきなり公安警察が学生にひじ鉄を加え、抗議する学生を不当逮捕。混乱のなか、さらに2名の学生が逮捕。2人が京都大学生。
●4日、京都大学内の昼休みに全学自治会同学会が、学友の奪還を訴える宣伝活動を行っていたところ、不審者を発見。盗撮をはじめたので、声をかけると走って逃げたので取り押さえ、大学職員を呼んで身元を確認すると京都府警の公安刑事であることが判明。携帯電話にLINEで「離脱しろ!」という指示が残されていた。
●その後、大学の用意した会議室に移動し、追及する。杉万副学長が到着すると公安刑事は「副学長と2人なら話す」と言い出すので、副学長にICレコーダーを持たせ学生は全員退室。
●スパイ活動を行っていた公安刑事は名前と所属(井上佑介、京都府警警備第二課)を自供。しかし「通行していただけで、公務中ではない」としらを切る。副学長が「学生が何度も目撃しているようだし、矛盾している」と追及するが、何も答えず。副学長は「学生の許可無く校内で公務を行うことは、大学の自治に反し、京都府警とのこれまでの約束を破るものだ」と抗議。府警の責任者は「公務中だったかは判らない。これから調査する」の一点張り。学生たちが取り巻く中、16時頃門前で警察に身柄を引き渡す。
●7日、京大時計台前で同学会が記者会見。50名ものマスコミがつめかける。
●12日、京大時計前での抗議集会開催。300名の学生と労働者が集まる。夕方からは教室内で150名の討論集会。
●13日午後、京都大学の自治寮である熊野寮に、警視庁120人の体制での不当捜索。デモでの逮捕とはまったく関係ない資料などが押収される。京大生が激しく抗議する模様が報道される。同日、京都府警は「逮捕者奪還の恐れがあった。正当な職務執行であった」と見解。
★京大生など3学生は「公務執行妨害」容疑で勾留延長、11月21日が勾留満期。起訴を許さず取り戻そう!

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