9月24日の開講日から2週間近く、キャンパスで「10・21国際反戦デー闘争」と「大学の戦争協力を許すな! 処分撤回! 辺野古基地建設をとめよう 10・16沖大学生集会」を呼びかけています。
米オバマ政権のイラク・シリアへの空爆に対して安倍政権が支持を表明し、集団的自衛権で「参戦」しようとしています。文科省は「経済的徴兵制」で学生の戦争動員を狙い、沖縄では辺野古基地建設が始まっています。目の前で戦争が始まるなか、学生自治会の「10・16-10・21で戦争・基地建設を止めよう」「安倍をたおそう」「大学の戦争協力阻止」の訴えに、キャンパスでは多くの学生が支持の声を上げています。ビラまきでは、女子学生が「がんばってください」と声をかけてくれたり、前期にはビラを受け取らなかった学生がビラを受け取ったりしています。クラス討論では、「朝日バッシング」に便乗した「経済的徴兵制もウソではないか」という意見とやり合って拍手が出たこともありました。情勢と自治会の訴えが噛みあって学生の怒りを引き出しているのを感じます。
キャンパスでの「戦争協力阻止」の訴えは労働者人民の反応も生み出しています。昼休みに演説していた赤嶺委員長に対して、校舎から出てきたおばあちゃん8人組が近づいてきて「もっと安倍を批判しなきゃだめよ」「学生もがんばりなさいよ」と次々に声をかけてくれました。また、向かいにあるアパートの住人の方が出てきて、「学生ががんばんなきゃダメだぞ、がんばれよ」と飲み物を差し入れしてくれました。「大学の戦争協力阻止」の訴えが、あるゆる人の怒りを糾合しています。
一方、沖大当局・仲地博はますます学生の怒りと決起に敵対し、安倍の戦争政策のお先棒を担ぐ役割を担おうとしています。
沖大当局は夏休みに施設使用申請書を書き換え、10・16集会での中庭使用を却下してきました。申請書に学生以外の「責任者」を書く欄を設け、それがなければ学生はキャンパスの施設を一切使えないとしたのです。本当にふざけている!
これは昨年12月のビラまき禁止化や法大当局の「工事」と同じく明白な反戦集会つぶし、学生自治破壊であり、安倍に加担する沖大の戦争協力です。そして、沖大の戦争協力の最たるものとして5・19反戦集会と沖大自治会再建に対する赤嶺委員長への訓告処分があります。
しかし、処分はこの情勢のなかで仲地博の決定的な矛盾点、破綻点となりつつあります。「10・16-10・21への大結集で大学の戦争協力を粉砕し、戦争を止めよう」と訴えるなかで、決定的な学生の決起がかちとられています! 「言っている事とやっている事が矛盾している大学のあり方、社会のあり方を変えていくべき! 行動あるのみ! 戦争反対!」と処分や悪宣伝をぶっとばし、新たな学生が集会参加を決めています。
安倍や仲地のつくる分断を打ち破って沖大生が決起し始めています。10・21まで残り少ないですが、キャンパスでの宣伝・煽動、組織戦をやりぬき、沖大から国際反戦デー闘争の爆発をかちとっていく決意です。
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