2014年6月11日水曜日

赤嶺君への処分を許すな!6月2日にまいたビラです



薄汚い処分策動を許すな


 沖大生の皆さん! 沖大当局は5月30日(金)、学生自治会委員長・赤嶺知晃君に対して、呼び出し通告を行ってきました。「5月16日(金)と5月19日(月)の無許可の集会的行為について事情を聴取する」「なお事情聴取に際しては口頭による釈明の機会を与える」というものです。絶対に許せません!
 「事情聴取」?! 学生支援課を先頭にあれだけの教職員がぞろぞろ出てきて監視・弾圧し、一部始終を盗撮しておきながら、今更いったい何を聴く必要があるのか!
 そもそも、16日、19日の「集会的行為」とは何なのか? 16日は「メッセージを書くな」という前日の全館放送に抗議した赤嶺君を20名近い教職員が取り囲み、沖大生が大注目しました。19日は、復活会が呼びかけた1号館広場前での集会をフリスビーと学生証チェックで破壊した教職員が一部の学生まで組織し、正門で弾劾する赤嶺君たちに「帰れ」コールを浴びせ、これまた沖大生が大注目しました。こうした“事実上の集会状態”が、仲地の言う「集会的行為」なるものの全貌です。集会に許可を取れということ自体が許せませんが、「無許可」も何も、沖大生ひとり一人が注目し、集まってくることに許可など取りようがありません。それどころか、“事実上の集会状態”は、半分は沖大生の声を力づくで押さえ込もうとした沖大当局が自分で引き起こした事態なのです。
 「学生に不満はない」などと言う沖大当局は、こうした自らの責任を棚にあげ、すべての声を赤嶺君のせいにして、処分して、闇に葬り去ろうという薄汚い魂胆で呼び出しをかけたのです。「事情聴取」なる警察さながらの密室裁判で“罪状”をデッチあげ、沖大生の声を仲地学長にぶつけた赤嶺君を処分しようというのです。こんなデタラメは絶対に認められません! 釈明というなら仲地学長こそ、学生を無視したビラまき禁止の学則改悪、フリスビーや「帰れ」コールについて全学生の前で説明しろ! 

こんな処分は絶対阻止できる

 赤嶺君に対する処分策動は、一個人に対する攻撃ではなく、学生自治会を再建した全沖大生に対する攻撃です。沖大生が声をあげ自治会を再建したことに対して、「学生が意見するなど絶対に認めない。自治会と口をきくな。学生は大学の言うことに黙って従え」という見せしめのための処分です。学生を分断し、誇りを奪うための処分です。ここに沖大当局の腐った「学生観」が凝縮しています。
 しかしそれは同時に、学内での選挙活動を徹底的に妨害し、授業で「投票するな」という宣伝を張ったにもかかわらず、職員監視のもと90人の沖大生が票を入れ、63人が学生自治会賛成票を入れて自治会が再建されたことに打ちのめされた姿でもあります。
 だから、私たちが学生としての誇りにかけて「赤嶺君への処分は絶対に許せない」「仲間を守れ」「処分されるべきは沖大生の声を無視する弾圧教職員だ」という声を上げ、団結していったとき、こんなふざけた処分は絶対に阻止することができます。処分を阻止し、大学キャンパスを仲地学長ら一握りの人間から学生の手に取り戻そう。

沖大を戦争反対の砦に

 そして、これは「沖大生の力で戦争とめよう!5・19キャンパス集会」、自治会再建という形で沖大生が「辺野古新基地建設反対」「改憲・戦争反対」の声をあげたことに対する処分攻撃であり、この点からも絶対に許せません。
 安倍政権が集団的自衛権の行使容認に向けて突き進み、全国で安倍政権に対する怒りの声がわき上がっている中、基地建設や戦争に反対する集会を破壊し、処分にかけようとする沖大当局は、安倍政権と一体となって戦争を翼賛する勢力に他なりません。実際、ビラまき一切禁止の学則改悪は、昨年の12月安倍政権による「特定秘密保護法」の強行採決と同時期に行われたのです。本当に許せない。
 こうした沖大の戦争翼賛体制が「辺野古新基地建設反対」を掲げる仲地博学長のもとで行われています。仲地学長のもとでは、戦争も基地建設も止めることはできない。戦争を翼賛する沖大を変え、沖大を戦争反対の砦にしていこう!


小コラム

19日の集会に向けてわずか3日で集まった40近くの沖大生の声、声、声。この声を無視して集会を破壊し、正門まで追いかけてフリスビーを投げつけ、「帰れ」コールまで組織した教職員こそ、全学生の前で自らの立場を説明しろ! 謝れ!


執行委員メンバーの感想と抱負

「副委員長やります」

法経学部4年盛島琢允

<選挙の感想>
 当局が何人もいて圧力を、かけてきたし、当局が反対票を学生に入れさせるなどの妨害をしてきた。
 学生の意志で賛否を入れて欲しかったのに許せないが、当局の圧力に負けず投票してくれた人達がいたことに大変嬉しかった。
 後、投票率が五パーセント欲しかったので少し残念。
 負けるはずないと思っていても勝ったと聞いたときは嬉しかった。
<今後の目標>
 すべての沖大生に、自治会というものを知ってもらった上で、沖大を変える活動をしていきたい。


  

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