【執行部選挙の報告】
5月22日、2018年度沖縄大学学生自治会執行部選挙が最終日を迎え、投開票が行われました。結果は、「投票総数286票、信任票が236票、不信任34票、無効16票」。信任率82.5%で、赤嶺知晃委員長候補(法経学部4年)が信任されました!
今年の投票総数は過去最多です(17年度は133票、16年度は101票、15年度は209票)。去年の選挙より、クラスを回る数や展開する時間が決して増えたわけではありません。しかし、多くの沖大生の仲間が積極的・自主的に次々と投票してくれました。今年1月の要求アンケートを集めて沖大当局に提出した取り組みや、4月新歓での「こどもの貧困」講演会(琉球新報記者の方が講師)が不当に不許可になったことを、全キャンパスに徹底的に暴露・弾劾してきたことで、沖大生の学生自治会への信頼がかつてなく高まっていると実感しました。沖大当局の誹謗中傷や妨害の中、総数2000人の沖大で286人が投票行動を行ったことは大きな意味を持っていると思います。
今年の選挙で、最も沖大当局との力関係や沖大生の支持を感じることができたのは、2014年の自治会再建以来初めて、「常設投票所」を設置したことです(写真参照)。キャンパスの正門入って横の木の下に椅子と机を置き、大きな看板を2枚立て、沖大生と交流するために飲み物なども用意して、いつでも投票できるようにしました。この常設投票所はキャンパス中央で大いに目立ち、注目を集めました。
重要なのは、一昨年5月に米軍属による女性殺害事件が起こった際には、キャンパスで「安倍たおせ」のノボリを一本立てることすら「やめろ」と弾圧職員を動員して妨害してきた沖大当局は、今回の常設投票所にはいっさい口出しも手出しもできませんでした。常設投票所のおかげで、自治会選挙は沖大生の一大イベントになりました。
ピザを差し入れしてくれる学生(写真参照)、常設投票所で座っていると「今日も頑張ってください!」と声をかけてくれる学生もいました。やればやるほどキャンパスの雰囲気は良くなっていきます。常設投票所が沖大生との交流の場になる中、それに耐えきれなくなった沖大当局は、全国から選挙支援に来ている学友に対して「ずっとそこにいるなら『建造物侵入』で警察に通報するぞ」と恫喝してきました。しかし、それでも投票を行う沖大生のうねりをとどめることはできません。
最終日(22日)の高揚はすさまじく、昼休みに赤嶺候補がビラをまきながら投票を呼び掛けていると、自分から「投票したいです」という学生が次々とあらわれました。最後まで沖大生の温かい雰囲気の中で、団結と連帯を感じながらやり抜けました。投票期間中に仲地博学長を発見して赤嶺候補が追及したら、何も答えられずに慌てて学長室に逃げ帰ったことも含め、沖大当局との力関係は明確に転換しています。
キャンパスから改憲・戦争をとめ、基地をなくすため、沖大自治会はこれからも全国学生運動の最先頭で闘います!(全国学生F)