2017年8月13日日曜日
オスプレイ墜落ふざけるな! 学生の貧困打ち破り基地建設阻止へ!
「貧困と戦争」打ち破る執行部を建設
8月5日、オーストラリア沖合で米軍普天間飛行場所属のオスプレイが墜落しました。乗員3人が死亡したクラスAの重大事故にも関わらず、在沖米軍は2日後に普天間基地でのオスプレイの飛行を強行しました。日本政府も事実上黙認しています。絶対にゆるせない!
こうした命を脅かす事故が起こる中でも、多くの学生は、高額な学費のためにバイト漬けの日々をおくり、声をあげたり行動したりする余裕を奪われています。
こうした中、私たちは沖大キャンパスから「貧困と戦争」を打ち破る学生自治会執行部を打ち立てました!
沖大では、年間で100万円近くする学費のために4人1人の学生が辞めていっています(全国平均は38人に1人)。私たちは、こうした現実に怒りの声をあげるため、5月15日に沖大キャンパス集会を開きました。しかし、沖大当局は、この集会を妨害するために集会と同日に新入生歓迎スポーツ大会を設定し、キャンパスを全学休講にしてきました。絶対にゆるせません!
私たちは、こうした大学のあり方を変えるために「学生の貧困変えよう!」「辺野古基地建設阻止・全基地撤去へ!」「反戦ストライキを闘う学生自治会をつくろう!」という三つのスローガンで学生自治会執行部選挙に立候補しました。
副委員長候補に立候補した上門君自身も週6でバイトする学生ですが、大変な思いで大学に通っているのにビラまきも集会も禁止のキャンパス、休み時間中もバイト先のことで頭がいっぱいで政治の話もできない…「これが大学なのか!」という怒りで共に立ち上がってくれました!
選挙期間中も沖大当局が妨害しに来ましたが、私たちの訴えに応え、沖大生は続々と投票してくれました。「がんばってください!」と声をかけてくれる学生、じっくり考えて投票する学生、トランプをしていた男子学生グループは手を止めて投票してくれました。こうして、100を超える投票と9割の信任率で現在の自治会執行部が打ち立てられました!
沖大生の決起に表れているように、「今の学生は政治に無関心」という俗説は全く違います。逆に、「こどもの貧困を学術研究の柱に」と語りながら学生を弾圧する沖大・仲地博学長体制こそ学生が立ちあがることを困難にしている張本人です。
昨年、韓国の学生は金儲けのための学部新設反対で立ち上がりました。おとなしいと言われた韓国の学生は、学部新設反対の闘いから一挙に立ち上がり、腐敗を極めたパククネ政権を打倒するために労働者と共にゼネラルストライキを闘いました。この闘いでパククネは打倒され、監獄に送られました! 目の前の大学の現実を変えることは、社会全体を変える力を持っています! 私たちも韓国学生の闘いに学び、安倍政権を打倒していく闘いの先頭に立つ決意です! ゼネストの闘いで社会を止め、オスプレイの飛行や辺野古基地建設を止めましょう!
仲地学長体制を打倒し、大学の現実を変えるために9月の後期キャンパス開講からは、さらに学生の声を集め、ストライキなど団結した闘いで反撃していきます! (沖大学生自治会委員長 赤嶺 知晃)
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