安倍倒せ! 労働者が主人公の社会を
鈴木たつおさんに16981票!
基地建設阻止・安倍打倒の2015年決戦へ
沖大生のみなさん! 先の衆院選において、沖大学生自治会が推薦した東京8区(杉並区)の鈴木たつお候補は、安倍に対する怒りの16981票を獲得しました。2月の東京都知事選(鈴木候補は東京全域で12684票を獲得)につづき、残念ながら当選はなりませんでしたが、「アベノミクスと戦争に絶対反対!」「労働者が主人公の社会を!」「新しい労働者の党をつくろう!」を掲げた鈴木たつおさんは、杉並から「安倍たおせ!」の旋風をまき起こし、安倍政権に痛打を与えました。沖大学生自治会の赤嶺知晃委員長をはじめ、全国の学生自治会、学生たちが東京にかけつけ、街頭宣伝などの選挙戦を担いました。
安倍・自民党たおせの大反乱が始まった
杉並での「鈴木旋風」が、沖縄での自民選挙区全敗とともに示したのは、ついに労働者民衆の生きるための決起、「安倍たおせ!」の大反乱が始まったということです。
街頭では、鈴木候補や支援の労働者・学生の演説が、若者の心をつかみ、演説を聞いてその場で投票を決めるということが起きました。既成政党や選挙自体に絶望したという男性が「今回は鈴木さんに入れるよ」と言ってくれたり、「入れる」「入れたよ」と表明する人がどんどん現れました! 自治会委員長の赤嶺の訴えを聞いて「感動した」と投票を決め、選挙のボランティアスタッフに登録してくれた青年もいたほどです。そして、この「鈴木旋風」は小中高生にも吹き荒れ、「親に紹介したい」とビラをもらいにくる小学生、鈴木候補の街宣カーが通ると校舎から出てきて手をふる高校生など、数え切れない決起が生まれました。
沖縄では、退任直前に辺野古の工法変更を承認した仲井真に対して怒りが爆発。仲井真は9日の退任の日に県庁に集まった県民の怒号に包囲され、離任式会場を1階ホールから知事応接室に変更する事態になりました。
翌10日には、現代の治安維持法=特定秘密保護法の施行に対して、首相官邸前や全国で抗議行動が闘われました!
自民党291議席は安倍の崩壊の始まり
マスコミでは「沖縄では自民全敗だが全国的には自民圧勝」などとさかんに宣伝しています。でも、それは事の本質を隠す報道です。沖縄では安倍・自民党への怒りが爆発したが、全国的には安倍・自民党が支持されたということでは断じてありません。
52%という戦後最低の投票率が示すとおり、2人に1人が愛想を尽かし、選挙を拒否したのです。労働者の怒りに追いつめられた安倍が政権延命のためだけに仕掛けたデタラメな選挙、あるいは「全有権者の20%程度の支持(得票)で安倍政権にフリーハンドを与えていいのか」(白井聡・文化学園大助教)といわれるようなインチキな選挙制度そのものに対する怒りが爆発したのです。
事実、誰もが「自民圧勝」の報道に怒っています。選挙直後に行われた世論調査でも、安倍政権の支持率は1.2%下がり、不支持率は5.1%上がっています。アベノミクスにも、集団的自衛権にも、辺野古新基地建設強行にも、圧倒的多数が反対です! この事実を誰よりも知っているのが安倍であり、自民党です。もうウソもペテンも通用しないことに震え上がっているのです。
自民党の291議席は安倍政権の崩壊の始まりです。そして、とってかわるのは私たち、「99%」の団結です。
辺野古新基地建設も戦争関連法国会も絶対に許さない! すべての沖大生は自治会のもとに団結し、1~3月で安倍政権を打倒しよう! 鈴木たつおさんとともに、闘う学生運動・労働運動、新しい労働者の政党をつくろう!
鈴木たつお候補の最終演説
労働者の団結と国際連帯で戦争を阻もう
安倍首相は「景気回復、この道しかない」と言い出した。この道とは何か。
一つは、景気回復のためには、憲法改悪と戦争しかないということだ。
今、日本資本主義は行き詰まり、世界も大恐慌。世界の資本主義は軍事力で資源、市場、勢力圏のぶんどりあいに入った。日本は武器輸出3原則を解除し、兵器産業で生き延びようとしている。憲法を改悪して世界中どこでも自衛隊を戦争のために送り込む。これが景気回復につながるというとんでもない話だ。
戦争は死と絶望だ。日本の労働者、他国の労働者、それぞれを戦場に送って殺し殺される関係に立たせる。
「愛国主義とは、ならず者の逃げ口上」という有名な政治格言がある。
戦争を阻止する道は、戦争に動員されるわれわれ労働者人民が、戦争をする自分の国の政府を倒すことだ。われわれは安倍政権を倒す、中国人民は習近平政権を倒す。労働者の団結と国境を越えた国際連帯が、戦争を阻止する唯一の最大の武器だ。これだと私は訴えたい。
「この道しかない」の二番目、安倍は「安心・安全の生活」などと言っている。安倍政権がやろうとしているのは何か。12月10日に特定秘密保護法が施行された。この戦前の治安維持法を上回ると言われる特定秘密法とセットで、来年の通常国会では、市民生活の隅々まで監視するために盗聴法改悪が行われようとしている。そういう管理社会、警察国家をつくろうとしているのが、安倍の「この道しかない」ということなんだ。
最後に、この立候補に当たって一人で何ができるのかとよく聞かれる。しかし、私は一人ではない。労働者の団結の力、そして戦後一貫して闘い続けてきた日本の労働者の誇り高い歴史。杉並の原水禁運動もしかり。私は日本の労働者を誇りに思い、絶対に闘いに決起すると信じている。だから私は一人ではない。
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