2014年10月18日土曜日

集会圧殺をはねのけて10・16沖大学生集会を打ち抜いたぞ!



 「大学の戦争協力許さない! 処分撤回! 辺野古基地建設止めよう10・16沖大学生集会」は、当局・権力の妨害をはねのけて昼休みキャンパス中央で打ち抜かれ、多くの沖大生の注目を集めて大成功しました。 
 集会には法大文化連盟委員長・武田雄飛丸君が来てくれました。集会は、武田君がキャンパス展開に加わった10月14日からの激しい攻防を経てかちとられました。14日朝、自治会がビラをまいた教室に職員が突如として現れ、学生の目の前でビラを回収し始めました。これに対して赤嶺君、武田君が徹底弾劾。


  昼休み、キャンパス中庭での情宣を決行し、沖大生に集会結集を呼びかけました。すると大学当局は「(集会は)申請書の不備により、施設使用の許可を出せていません。…企画者へは、無許可のまま実施をしないよう、ここに警告いたします」なる恫喝文書を作成して掲示。翌朝、クラス討論の場にも職員が現れ、抗議する赤嶺君たちをついに警察に通報しました。沖縄県警はパトカー3台で現れて結局何もできずに帰ったものの、沖大当局の暴挙に怒りは一気に高まりました。






申請書書き換え理由の追及に耐えられず警察を呼んだ沖縄大学 2


 そして16日当日。「危険な団体が昼休みに集会をやるから気をつけろ」と授業で恫喝された学生が「負けずに頑張って!」と激励を飛ばす中、赤嶺委員長、盛島副委員長、武田君らが全学生の怒りを背負ってキャンパスに登場。ビデオを片手に「学外者は出て行って」と妨害する職員たちをはねのけ、ついに中庭登場をかちとりました。
 マイクを握った赤嶺委員長は冒頭、安倍政権によるイラク・シリア戦争参戦や辺野古基地建設、経済的徴兵制の導入を弾劾。そして、「こういった時代のなかで戦争反対のビラもまけない。そんな大学でいいのか! 反戦ビラを回収した職員は『ルールだから』の一点張り。本当にふざけている。ビラがまけないで戦争がとめられるのかと聞くと『他にも方法がある。自分で考えろ』。本当に無責任です。僕たち若者が戦争に行かされようとしている時代、平然とへらへら笑って戦争反対の声をつぶす。こんなふざけた大学のあり方を絶対に変えよう!」と怒りをこめて訴えました。


 武田君も、「沖大当局が言っている『学外者』『危険団体』というのがいかに薄っぺらいか。どれだけ仲地が『戦争反対、基地反対』と言ったって、実際に学生がビラまき一つできない、集会一つできない状況で戦争が止められるわけがない。沖大の教授は『沖大の学費は高くない、他にも高いところはある』と言うが、こうやって『経済的徴兵制』が進められている。こういった状況を変えるためにもキャンパスでの闘いが必要です。当局は集会を許可せず、そのことをもって主催の沖大自治会への追加処分を狙っています。学友への処分を絶対に阻止し、腐った大学を変えていこう!」と力強く呼びかけました。
 職員たちは遠くで凍りついたまま弾圧に出てこられず、「無許可の集会的行為をやめろ」という看板を校舎に吊るすのがやっと。キャンパスは解放的な空気に包まれ、多くの沖大生が校舎の窓から顔を出して訴えを聞いていました。さらには、中庭の芝生に座って自治会の訴えを聞く学生、遠くから手を振る学生、合いの手を入れてくれる学生が続々と現れ、恫喝・分断を完全に打ち破る集会がかちとられました。夕方集会も、昼集会から新たな学生の参加があり、自治会の強化拡大に向けて大いに盛り上がりました。

 いくら授業等で平和、基地反対を語ろうと、「ルール」「手続きの不備」と学生の集会を弾圧する仲地学長は、「法に則って粛々と進める」と闘いを弾圧し、基地建設や戦争を進める安倍政権と同じです。
 全沖大生が自治会のもとに団結し、安倍と仲地を串刺しにしてうち倒す中に大学を取り戻し、戦争・基地建設を止める力があります。10・16の地平から10・21国際反戦デー闘争、11・2労働者集会へ!
 赤嶺委員長への追加処分を許さず、不当な処分と規則をぜんぶ撤回させよう!

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