2017年12月4日月曜日

4人に1人がやめる大学変えろ! ー学生の声で大学をかえよう!


4人に1人がやめる大学変えろ! 
ー学生の声で大学をかえよう!


平均所得が全国最下位の沖縄で
100万円の学費を強制し、「沖大は学費が安い」!? ふざけるな!

 沖大生のみなさん、沖大学生自治会は来年1月から沖大の現実を変えるためアンケートを集めます。委員長の私は、アンケートに「高額な学費で4人に1人がやめる大学変えろ!」と書きたいと思います。
 沖大は「他大に比べて学費が安い」と宣伝しています。しかし、平均所得が全国最下位、非正規職の割合が全国トップの沖縄で年間100万円近い学費を強制するなどありえまえん。2010年には4人に1人の沖大生が学費を払えず中退していることがわかりました。15年には同じ理由で県内の多くの学生が休学や退学をし、社会問題になっています。(右図)私の友人も今年、沖大をやめました。こんな状況でどうやって「学費が安い」と言えるのか! ふざけるな!

バイトに追われ、仲間との討論もサークル活動もできない。これが大学なのか!?

 沖大の学費や奨学金の返済のために多くの沖大生がバイト漬けの日々に追われています。休み時間中もバイトのことで頭がいっぱいで同級生と授業内容について話す余裕もない。授業が終わればすぐにバイトだからサークル活動などできない。夕方のキャンパスは、学生の活気がなく、人の気配がしない。これが大学なのか!
 私たちが討論する余裕を奪われる中、13年にはビラまき禁止、16年には休み時間中の討論禁止など学生の自由を奪う規則が勝手につくられてきました。
 しかし、私たちは奴隷ではありません。人間です。
 より良い未来を切り開くために大学に入ったのに、学費に苦しめられ、声をあげることも禁止で、大変さを共有しあう友人をつくる余裕もない。学生が生きづらいと感じる沖大の現実を共に声をあげて変えていこう!

大学運営費削減、軍事研究費倍増腐った大学政策に京大から反撃!

 ある沖大教授は「沖大にはお金がないから」と高額な学費を正当化しました。しかし、それはウソです。確かに、この十数年間、国から大学への運営交付金は減らされ続けています。その一方、軍事研究のための予算(安全保障技術推進制度)は、昨年の18倍の110億円の予算が組まれました。110億円の予算が学生のために使われれば、どれだけの学生が学費に苦しまずにすんだのか!
 安倍政権は、「戦争のための大学」「国や大企業の言いなりの大学」をつくるために予算を組み、これを「大学改革」として進めています。沖大当局も昨年、学生のビラまき禁止や教授会自治の解体によって学長独裁体制をつくり、文科省から2000万円の支援を受けました。そして、今はは初年度入学金が114万円の新学部をつくろうとしています! まだ学費をあげるつもりか! ふざけるな!
 私は、学費は無償であり、大学は戦争反対、労働者民衆のためにあるべきだと思います! 学生の思いが踏みにじられて運営されてきた沖大のあり方を、学生の怒りの声を集めて変えていきましょう!