2015年7月2日木曜日

百田尚樹、自民党議員らの暴言許すな!(7月2日にまいたビラ)


百田尚樹、自民党議員らの暴言許すな!
7・5集会-7・15国会包囲で安倍たおそう!


沖縄が強いられた苦しみを侮辱し、戦争への怒りを踏みにじる暴言

 
 6月25日に行われた改憲を目指す自民党若手議員の勉強会で、講師に呼ばれた作家の百田尚樹や自民党議員から次々とデマや暴言が噴き出しました。
「(普天間飛行場について)もともと田んぼの中にあり、周りは何もなかった。商売のために基地周辺に住みだした」
「基地の地主はみんな年収何千万」
「うるさいのはわかるが、そこを選んで住んだのは誰だ」
「沖縄の二つの新聞は潰さないといけない」
「(安保法制に批判的な)マスコミを懲らしめるには、広告料収入をなくせいばいい」etc...
 沖縄戦で土地をむりやり奪われた歴史を公然たるデマで改ざんし、住民をカネ目当てと描きたて、基地被害を自己責任だと居直っているのです。「戦争をくり返すな」「もう基地はいらない」という沖縄の、さらには全国の怒りと闘いを憎悪し、マスコミのせいにし、「潰せ!」と絶叫しているのです。絶対に許してはなりません!

謝罪を拒否、居直る安倍を許すな


 さらに許せないのは、これに対する怒りが爆発する中で、発言した当人はもちろん、自民党総裁である安倍自身が、こうした発言についていっさい謝罪せず、開き直っていることです。
 安倍は、側近の副官房長官も参加したこの勉強会を追求され、「事実なら遺憾」と釈明したものの、「党の正式会合ではない」オフレコ発言を報じたマスコミ側を問題視。発言内容についても「民間人の発言を間違っているという立場にない」「発言した方に代わって勝手におわびすることはできない」と謝罪を拒否しました。27日、国会への影響を恐れた自民党は勉強会を主催した木原稔ら4議員の処分を発表しましたが、安倍は彼らをかばい、処分に反対。こうした中で、誰も発言に謝罪せず、「基地批判のために小学校を置いている」「(沖縄の新聞は)本気でつぶれたらいい」(百田)、「(「慰霊の日」、安倍に対して飛んだ遺族の怒号は)県に動員されていた」(木原)、「反社会的行動する人いる」(長尾)、「(発言に)問題があったとは思えない。懲らしめる気はある」(大西)などとますます開き直っています。なめるのもいいかげんにしろ!
 なぜ安倍は謝りもしないのか。それは、百田や議員の発言こそ、安倍の本音だからです。百田は安倍の盟友であり、勉強会を行った議員も自他ともに認める「安倍の応援団」です。卑劣な居直りと幕引き策動を許さず、絶対に安倍政権を打倒しよう!

安倍政権はKO寸前だ!

6月24日、国会前を3万人が包囲

 安保関連法案(戦争法案)をめぐる攻防の中で、安倍政権は日々ボロボロになっています。
 安倍政権の支持率は39%と急降下、不支持率は37%(朝日新聞)となり、安保法案について「憲法違反」だと答えた人は56・7%にのぼっています。重要なのは与党支持の間で分裂が激しくなっていることです。公明党支持層では「安保法案反対」は47・2%に急上昇し、「賛成」の36・6%を突き放して賛否が逆転。自民支持層でも「説明不足でわからない」という意見が70%を超え、不信が高まっています。戦後一貫した自民党の大票田、「日本遺族会」でも新会長が不信を表明しています。
 国会会期は戦後最長の9月27日まで延長せざるをえず、元々は戦争法案を成立させて8月15日に発表する予定だった「戦後70年談話」閣議決定は断念、安倍首相の私的見解になろうとしています。
 沖縄では、「慰霊の日」に訪問・発言した安倍首相に「帰れ」「戦争屋は出て行け」の弾劾が叩きつけられました。国会は連日包囲され、6月24日には3万人が国会包囲行動に立ち上がりました。自衛隊内からも「こんなことのために自衛隊に入ったのではない」と怒りが噴出しています。6・15国会包囲行動は、生き方をかけて立ち上がる学生がますます増えていることを示しました。百田らの発言は、これらの闘いに追いつめられ戦々恐々としている安倍政権の悲鳴です。安倍政権は打倒できる! 今こそ立ち上がろう!

ストライキと国際連帯で安倍たおそう

 安倍政権を倒す力は国会のおしゃべりにはありません。あらゆる職場やキャンパスから、「1%」の大資本と戦争のための政府を実力で倒すゼネラルストライキ(=全国規模の一斉ストライキ)に立ち上がることです。
 選挙権の18歳への引き下げを口実に、自民党は労働組合を念頭に高校教員の政治活動を処罰する制度を作ろうとしています。大学に対しても、国への批判を封じ、国策=戦争へと動員する「改革」を打ち出しています。逆に言えば安倍は、労働組合と大学が今も戦争反対の拠点になっており、労働者や学生に戦争を止める力があることを最も恐れているのです。

 
「大学改革」の狙いを報じる6月25日付東京新聞

韓国・民主労総の4・24ゼネスト



 韓国の民主労総(労働組合の全国組織)は4月24日の第一次ゼネストに続き、7月15日にもパククネ政権打倒の第二次ゼネストに立ち上がろうとしています。これと連帯し、沖縄-全国で安倍政権打倒のストライキ-国会大包囲を実現しよう! 赤嶺君・盛島君への処分策動を粉砕しよう!

★改憲・戦争・原発・首切りの安倍をともに倒そう!
                 7・5大集会&デモ
 7月5日(日) 13:00~ 集会 
         15:30~ デモ出発
 場所:ニッショーホール(虎ノ門2-9-16、消防会館2F)

★韓国・民主労総第2波ゼネスト連帯! 国際ストライキで戦争とめよう!
 7・15国会包囲一日行動
 7月15日(水) ①9時~終日:国会前座り込み  ②15時~17時:国会前集会@衆院第2会館前
             ③12時~13時:霞ヶ関・国会デモ(11時半@日比谷公園霞門前に集合)

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