辺野古工事着手許せない!
沖大からストライキで闘おう!
安保関連法=戦争法を強行採決した安倍政権は10月29日、辺野古への米軍基地建設の本格着工に踏み切りました。10月13日に翁長知事が埋め立て承認を取り消したことに対し、知事に代わって取り消しを撤回する「代執行」の手続きを進める一方、東京から警視庁の機動隊100名規模を投入し、暴力的に米軍基地を建設しようとしています。絶対に許せない! 沖縄を再び戦争にたたきこむ安倍政権打倒へ、今こそ沖大ストライキ、沖縄全島ゼネストで闘おう!
「11・1集会に参加した沖大生の感想」は過去のページで紹介しています↓
朝鮮戦争のための辺野古基地建設、絶対に止めよう
11月14日、フランスのパリで起きた「テロ事件」は、この間の「難民問題」とともに、シリア-中東をめぐる侵略戦争が全ヨーロッパに拡大していることを突き出しました。世界大恐慌が本格的に爆発し、資源や市場をめぐる各国の争奪戦が熾烈を極める中、いまや東アジアでも戦争の危機が切迫しています。
今年6月、米韓軍当局は朝鮮半島における有事を想定した『作戦計画5015』に調印しました。これは、北朝鮮による攻撃の「兆候が見えた」時点で米韓の側から先制攻撃(核攻撃も含む)するという、とんでもない戦争計画です。
安倍政権は、安保法の発動をもってこれに参戦しようとしています。アベノミクスの破綻や臨時国会すら開けない政治危機を突破するため、ますます破滅的な戦争にのめり込んでいます。辺野古新基地建設やCV22オスプレイの訓練は、沖縄を再びこの侵略戦争の最前線の出撃基地にしようという攻撃です。絶対に止めよう!
民主労総ゼネストと連帯し、沖大から反戦ストライキを
安倍政権の「凶暴さ」は、支配の危機の裏返しです。資本主義が根本から腐り果てる中、これを打ち倒す全世界の民衆の反乱が巻き起こっています。
11月14日、韓国のソウルでは「ひっくり返そう、財閥の世の中! 打ち倒そう、資本家の政府!」を掲げた民衆総蜂起大会が政府・警察の弾圧をはね返し、8万人の大結集で打ち抜かれました。大会は11・1集会に韓国から参加した民主労総の仲間の主催で、今度は日本から動労千葉や全学連が参加しています。沖大学生自治会からも赤嶺委員長が参加しています。
動労千葉の田中康宏委員長は、11・1労働者集会で「安倍の戦争法の狙いは、アメリカ帝国主義が画策している朝鮮半島での戦争に参戦することです。これは徹頭徹尾、資本家の利益のための戦争です。闘う労働組合をよみがえらせ、労働者の国際的な団結で戦争を止めるために、怒りの声を結集しましょう」と訴えています。韓国、全世界で闘う労働者・労働組合と団結して闘うことに戦争を止め、社会を変革する展望があります。
民主労総は民衆総蜂起大会の高揚を引き継ぎ、11~12月パククネ政権打倒のゼネラル・ストライキに攻め上ろうとしています。「戦争情勢の中で『粛々と静かに行われている授業』が1秒たりとも許せない!」とバリストに決起した京大生の思いは、沖縄の学生の思いでもあります。沖大生のみなさん、闘う労働者・学生と連帯して、沖大から反戦ストライキに立ち上がろう!
11・1集会での国際連帯アピール
ソンホジュンさん(韓国・民主労総ソウル地域本部事務処長)
安倍政権の軍国主義再武装に対抗した労働者人民の抵抗闘争は、日本全域を揺り動かしています。過去、日本の軍国主義支配勢力が起こした戦争で、日本だけでなく周辺国民衆まで骨肉争う惨禍(さんか)の中に死んでいったことを記憶するならば、同志たちの闘争はアジアはもちろん全世界の平和と人類の真の民主主義を守る闘争になると確信しています。
今、韓国の労働者と民衆もパククネ政権の労働法改悪に対決し苛烈(かれつ)な闘争に立ち上がっています。パククネ政権は労働法改悪を通じて賃金と労働条件をより一層悪化させ、労働者をより一層安易に解雇できるようにし、非正規職と間接雇用労働者を拡大しようとしています。
民主労総は11月14日、全国20万労働者と農民がソウルに集結する総決起闘争を予定しています。これを始めとして11月と12月につながるゼネストで勝利の瞬間までけっしてしりぞかず闘うことを決意しています。
同志のみなさん。最後まで闘い、勝利する自信がありますか? もし不足するなら、ともに闘おうではありませんか。それでも不足するならば全世界の労働者が団結してともに闘おうではありませんか。
安倍政権の労働者への攻撃をともに防ぎきろう。パククネ政権の労働市場構造改悪を粉砕しよう。新自由主義・資本主義を終わらせよう。万国の労働者、団結せよ! 資本主義の抑圧の鎖を断ち切ろう!
沖大キャンパスでは、赤嶺委員長が「辺野古新基地建設阻止」「キャンパスからストライキに立ち上がろう!」と訴えました!
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