10・27反戦ストライキ支援のため、京都大に来ています。
京大同学会、京大生から色々と学んできます!
京大ストライキへの連帯メッセージ
沖縄大学学生自治会委員長 赤嶺知晃
京大生のみなさん! 沖縄大学学生自治会は、京都大学同学会が呼びかけている反戦ストライキを断固支持し、連帯して闘います。京大ストライキの爆発が、全国の大学・職場でのストライキの突破口となり、戦争と基地をなくしていく展望を切り開くと確信します。
沖縄では今、安倍政権による安保法成立と辺野古新基地建設に対して怒りが最高潮に達しています。そして、「二度と沖縄戦をくり返させない」という決意がみなぎっています。
10月13日、沖縄県の翁長知事は、辺野古の埋め立て承認を取り消しました。ところが安倍政権は、それを「違法」として停止・無効化するための手続きを始めました。理由は、「普天間飛行場の危険性除去の遅滞、日米間の信頼関係への悪影響など重大な損害を避ける」ためというものです。沖縄の反対を踏みにじり、戦争のための基地をつくっている人間が「危険性除去」「信頼関係」などと言うこと自体、本当に怒りに耐えません!
大恐慌の本格的爆発が大国同士のむき出しの抗争を激化させ、シリアやウクライナで戦火が拡大しています。そして、東アジアにおいても、北朝鮮の転覆を想定した米韓両国の戦争計画(作戦計画「5015」)の策定と日本の安保法成立が、朝鮮侵略戦争を急切迫させています。辺野古新基地建設の狙いも、安保法と一体の、新たな出撃拠点の建設です。
しかし、問答無用の基地建設と安保法成立に対する沖縄と全国の怒りがその狙いを打ち砕いています。11月1日には東京・日比谷野音で、韓米日の闘う労働者の総決起集会が行われます。戦争の危機は同時に、労働者民衆の国境をこえた団結と闘いを生み出しています。この力で朝鮮侵略戦争を阻止し、基地と戦争でしか生きられない社会を変革するために、今こそ立ち上がるときです!
辺野古新基地建設と戦争を止める最大の力は、選挙や法廷闘争ではなく、労働者・学生のストライキにあります。
かつて復帰闘争=70年安保・沖縄闘争が爆発する中、沖縄では米軍基地で働く労働者がストライキに立ち上がり、基地機能を麻痺させました。さらに、1971年には沖縄のあらゆる職場・大学・商店から労働者・学生が2度のゼネストに立ち上がり、米軍政府を倒しました。この闘いでベトナム戦争を終わらせたのです。
そして今、米軍基地の職場や99%が非正規のコールセンター職場から労働者のスト決起が始まり、もう一度ゼネストが巻き起こる情勢がきています。京大ストライキは、沖縄の労働者民衆の戦闘性を呼び覚まし、新たな全島ゼネストをたぐり寄せるものになります!
何より、京大ストライキは、沖大ストライキへ向けて闘う私たちへの最大の激励です!
沖縄大学は一昨年、学内でのビラまきを全面禁止するとともに、学生だけでの施設使用を禁止しました。実際に、中庭での反戦集会を理由に、私や盛島副委員長は訓告処分を受けています。さらに当局は、4人に1人が辞めていく高額な学費を学生に強制しています。安倍政権のもとで、大学での軍事研究が始まり、学生の貧困につけ込んだ「経済的徴兵制」が狙われる中で、沖大当局のやっていることは完全な戦争協力です。そして、こうした学生への弾圧を京大の山極総長同様「リベラル」を装う仲地博学長が行っています。昨年5月の学生自治会再建は、目の前で始まる基地建設とともに、こうした大学のあり方に対する沖大生の反撃としてありました。
今年5月、二年目となる執行部選挙で私たちは、「沖大生の力で辺野古新基地建設止めよう」「沖大を反戦のとりでに」「ストライキで闘おう」と訴え、昨年を倍する沖大生の信任を得ました。そして、「ストライキはどうやってやるのか?」「何人でやるのか?」などとストライキのための討論が始まっています。こうした中で、全国大学の先頭で反戦ストライキを打つ京大生の闘いは、沖大生を勇気づけるものであり、全国学生に展望を指し示すものです。
私たち沖大学生自治会も、京大同学会とともに沖縄全島ゼネストを切り開くキャンパスからのストライキへ向けて闘い抜く決意です! ともに闘いましょう!
http://togetter.com/li/892044
返信削除どれだけ迷惑な行為だったかを知って下さい。