青年・学生の大反乱
ギリシャ・韓国に続き
7/15国会・7/23沖大集会へ
「1%」のための「緊縮案」を拒否!
7月5日のギリシャ国民投票は、EUが強制する「緊縮案」を拒否する世界史的事態です。労働者民衆から雇用・年金・福祉を奪って、「1%」の資本家がぼろ儲けするための「支援マネー」である「緊縮案」に対し、ギリシャ労働者は「OXI(=NO)」のスローガンを掲げてデモに立ち上がり(写真上)、若年層の約7割が、アテネ市内の労働者街では実に8割が反対票を投じました。
これまで幾度も「生きさせろ!」のデモとゼネストを叩きつけて不屈に闘い続けてきたギリシャ労働者の決起がついに「緊縮案」を粉砕しました。
この5年間、債務返済を支援する条件とされた緊縮政策のもとで100万人が職を失い、年金も3分の2にされました。若者(15歳~24歳)の失業率は55%です。ギリシャの労働者・青年の
反乱は、もはや資本主義のもとでは生きていけないこと、大恐慌の犠牲をどこまでも「99%」に押しつけて生き延びようとする「1%」の支配を今こそ終わらせる時が来たことを示しています。
中国バブルも崩壊し、7月8日の日経平均株価も前日比639円安と大幅暴落しています。安倍政権は、アベノミクスの虚構が崩れるなかで、ますます「99%」に犠牲を押し付け、戦争にのめりこんでいます。日本でもゼネストを闘い、「99%」の労働者民衆の手に奪われた社会のすべてを奪い返す時です。
労働者民衆の闘いが社会を変える
世界中で戦争と大失業・貧困への怒りが燃え広がっています。4月24日に韓国でゼネストを巻き起こした民主労総(80万人)が、7月15日に再びゼネストに立ち上がります。安倍政権は、「朝鮮半島有事」を想定した戦争法案の衆院強行採決を狙っています。
全世界の労働者と連帯し、7.15国会闘争で安倍を倒そう!
「単位-就活-奨学金」の鎖を引きちぎり
授業ぶっ飛ばして7.15国会へ
安倍が15-16日での衆院強行採決を明言
戦争法と安倍政権への怒りは日に日に高まっています。
7月6日、那覇で行われた地方参考人会では、出席した参考人5人のうち3人から反対や疑念の声が出されました。傍聴席も安保法制に怒る労働者・学生が埋め尽くしました。辺野古新基地は安保法制と同じく朝鮮侵略戦争を想定した出撃基地です。「沖縄戦を二度とくり返させない」という沖縄の怒りは激しく燃え上がっています。
追いつめられた安倍・自民党は、「この法案を(国民が)すべて理解するなんて不可能」(自民党の佐藤国対委員長)と開き直り、7月15日衆院特別委員会、16日本会議での強行採決を明言しました。しかし、これがさらに人びとの怒りに火を注ぎ、7月10日には国会前を1万5千人が包囲しています。
7・15国会包囲闘争は、法案を通すか否かの最大の正念場であり、数万の国会包囲で安倍政権を引きずり倒す決戦です。
大学こそが学生の未来を奪っている!
しかし、青年・学生が行動を始める中で、今の大学が果たしている役割は一体何でしょうか?
①高い学費=学生と家族の人生を奪う
高額な学費は、学生と家族の生活を直撃し、バイト漬けでまともに大学にも通えない転倒した現実を生み出しています。沖大においては、4人に1人がやめていく高い学費が学生に強制されています。
②奨学金=借金地獄に叩き込み最後は戦場へ
奨学金は、学生と家族をますます貧困に叩き落とし、学生に数百万円の借金を背負わせて社会に放り出しています。
そして今、「奨学金を返せない学生を自衛隊のインターンシップへ」という「経済的徴兵制」が叫ばれ、「現代の学徒動員」が始まろうとしています。
③弾圧・処分=最大の「大学の戦争協力」
大学は学生を「授業-就活-奨学金」で縛りつけ、学生同士が政治について討論する時間も場所も奪っています。
沖大当局は、学生自治会が5月18日に行った「戦争絶対反対」「新基地建設阻止」を訴えるキャンパス集会を「学内の安寧秩序を乱す行為」と非難し、赤嶺委員長と盛島副委員長に処分を狙っています。
「学内の安寧秩序」こそ戦争への道だ!
沖大当局は、今まさに、軍事研究が行われ、大学から戦争が始まっている時に、「学内の安寧秩序を守れ=学生は声をあげるな」としているのです。これが戦争に突き進む安倍政権と大学の腐りきった姿です。
学生の怒りを抑えつけ、授業やテストで学生を多忙化させて政治を奪う。こうした大学のあり方こそが戦争への道を開いていきます。だからこそ、すべての沖大生に「授業をぶっ飛ばして7・15国会へ集まろう」と訴えます!
7月23日には、「国際連帯の地下で戦争止めよう! 赤嶺君・盛島君への処分阻止!7・23沖大反戦集会」を行います。学生の決起を押さえつける沖大のあり方を変えるために7・23集会に集まりましょう!
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