招 請 状
◆戦争法案の制定を阻止し、安倍政権をたおそう!
◆学生自治会のもとに団結し、大学ストライキに立ち上がろう!
◆9・2~3全学連第76回定期全国大会に集まろう!
2015年7月10日 全学連中央執行委員会(斎藤郁真委員長)
全国の学生のみなさんに、9月2~3日に開催する全学連第76回定期全国大会への結集を呼びかけます。2日間の白熱した議論、この中で生み出される何ものにもかえがたい団結がこの世界を変えます。大会終了後にはただちに、戦争法制定阻止の国会行動に立ち上がります。
昨年の全学連大会はまぎれもなく時代を動かしました。真剣な論議の中で、一人ひとりがこれまでの殻をうち破り、新たなる闘いへの決意を固めました。10・21国際反戦デーは「戦争の記憶」「闘いの記憶」と結びつき、キャンパス・国会・渋谷を席巻しました。この闘いの中から、昨年11月の京都大での公安警察摘発=大学キャンパスでの戦争絶対反対の闘いを生み出しました。
全学連は今年前半、1・26通常国会開会日闘争から4・28沖縄デー闘争、6・15国会包囲闘争へと上りつめてきました。この地平の上に、戦争国会、15~16年の安倍政権による改憲策動の真っただ中で開催される全学連大会は、間違いなく新たな激動の時代を準備するものとなります。
今次大会の課題は何か? 一つに、巨万の学生の国会包囲、退路を断った渾身の決起で再びの戦争への道を止めよう! クラス・サークル・ゼミなど大学丸ごとの決起をつくり出そう!
全学連は、「国家」の名によるあらゆる戦争に反対します。かつての戦争は教えます。「軍隊は住民を守らない」「国家は国民を守らない」「戦争は自衛の名で正当化される」と。「個別的・集団的自衛権」のいずれも、戦争を行うための口実にすぎません。
私たちはけっして忘れない。かつての侵略戦争におけるアジアでの2000万人、日本での310万人の死者たちを。ヒロシマ-ナガサキ-オキナワの現実を。学徒出陣で戦地に送られた学生の無念を。戦争とは、幾百千万の人々の命と引き換えに一握りの大資本家が大もうけするものにほかなりません。「国家」とは、大資本の支配を維持するための暴力装置にほかなりません。
戦争法案への怒りの声で、安倍政権は崩壊寸前に追い込まれています。「平和」「安全」「国際貢献」--戦争への道を欺く嘘はすべてはがれ落ち、法的整合性をも無視した露骨な開き直りを始めています。百田尚樹の暴言は安倍政権の本音そのものです。しかし野党は、戦争法案審議に協力し議会内取り引きに終始しています。野党が掲げる「安倍政権の暴走ストップ」にいったい何の意味があるのか。「自衛戦争」や日米安保容認の既成野党をのりこえなければなりません。全学連大会を出発点に、二度の世界大戦を経てもなお、戦争を必然とするこの社会総体の変革に立ち上がろう。
いま一つに、全国大学ストライキに今こそ立ち上がろう! 全国大学に学生自治会をつくり、学生は一つに団結しよう!
戦争を止める道は、軍事物資を生産する労働者が生産現場で、軍事研究を担う学生が大学でストライキに立ち上がることです。連日国会を包囲する数千数万の人びとをはじめ、安倍政権に怒りをもつあらゆる人びとが、学生の大学キャンパスでのストライキを待ち望んでいます。
「真理探究」「万人の幸福追求」を謳った学問は、軍事研究で人間の命を奪うものに変質しています。核・原発推進の御用学者が、福島で子どもたちの命と未来を奪っています。「グローバル人材育成」なるものの実態は、従順な労働力、9割の非正規職と一握りの支配の手先をつくり出すものでしかありません。そもそも、防衛費が過去最大の5兆円となる裏側で、膨大な学生が大学に通うことすらできない現実があります。この学生の貧困をも使って、「経済的徴兵制」による学生の戦争動員が狙われています。
国旗・国歌の強制、文系学部の廃止や目的転換、国立大・学費の私立大並みへの引き上げ…。学生に押し寄せる「戦争と貧困」の現実。私たちが日々通う大学とは、私たちが日々受けている授業とはいったい何なのか! 「当たり前の日常」「平穏なキャンパス」を拒否しよう。大学丸ごとのストライキの中で、腐敗した大学・学問のあり方を一からつくり変えよう!
全学連は、「11年3・11福島原発事故」で明らかとなった御用学者の存在、大学と政府・独占資本との癒着に対し、大学総体を変革すべく京都大・東北大・広島大・沖縄大・富山大などで学生自治会建設・強化の闘いを推し進めてきました。この土台となったのが、ビラまき・立て看板規制、学生の処分・逮捕に一歩もひかず、団結の拡大で闘い抜いてきた法政大学文化連盟の闘いです。このキャンパスでの闘いと一体で、辺野古新基地建設と闘う沖縄、被曝・帰還強制と闘う福島、軍事空港建設・農地取り上げと闘う三里塚の現地にかけつけ闘い続けてきました。
1948年、「戦犯教授追放」「生活防衛」を掲げた116校30万人のゼネラルストライキの闘いの中から生まれ出た全学連は、いつの時代もキャンパスでのストライキと街頭での命がけの実力闘争で労働者民衆の先駆けとなってきました。時代は再びの世界大恐慌に突入し、ウクライナ・中東・東アジアを焦点に、市場・資源・領土をめぐる各国の対立と武力衝突が開始されています。他方で、韓国・ギリシャでゼネストが巻き起こり、社会の根本的変革が開始されています。韓国・民主労総とJRの労働組合である動労千葉は、かつての植民地支配の歴史をのりこえ、国境をこえた労働者の連帯をつくり上げています。学生は労働者の闘いを学び尽くし、その闘いの先頭に立とう。
再び訴えます。全学連大会に結集し、新しい歴史の扉を押し開こう!
昨年の全学連大会はまぎれもなく時代を動かしました。真剣な論議の中で、一人ひとりがこれまでの殻をうち破り、新たなる闘いへの決意を固めました。10・21国際反戦デーは「戦争の記憶」「闘いの記憶」と結びつき、キャンパス・国会・渋谷を席巻しました。この闘いの中から、昨年11月の京都大での公安警察摘発=大学キャンパスでの戦争絶対反対の闘いを生み出しました。
全学連は今年前半、1・26通常国会開会日闘争から4・28沖縄デー闘争、6・15国会包囲闘争へと上りつめてきました。この地平の上に、戦争国会、15~16年の安倍政権による改憲策動の真っただ中で開催される全学連大会は、間違いなく新たな激動の時代を準備するものとなります。
今次大会の課題は何か? 一つに、巨万の学生の国会包囲、退路を断った渾身の決起で再びの戦争への道を止めよう! クラス・サークル・ゼミなど大学丸ごとの決起をつくり出そう!
全学連は、「国家」の名によるあらゆる戦争に反対します。かつての戦争は教えます。「軍隊は住民を守らない」「国家は国民を守らない」「戦争は自衛の名で正当化される」と。「個別的・集団的自衛権」のいずれも、戦争を行うための口実にすぎません。
私たちはけっして忘れない。かつての侵略戦争におけるアジアでの2000万人、日本での310万人の死者たちを。ヒロシマ-ナガサキ-オキナワの現実を。学徒出陣で戦地に送られた学生の無念を。戦争とは、幾百千万の人々の命と引き換えに一握りの大資本家が大もうけするものにほかなりません。「国家」とは、大資本の支配を維持するための暴力装置にほかなりません。
戦争法案への怒りの声で、安倍政権は崩壊寸前に追い込まれています。「平和」「安全」「国際貢献」--戦争への道を欺く嘘はすべてはがれ落ち、法的整合性をも無視した露骨な開き直りを始めています。百田尚樹の暴言は安倍政権の本音そのものです。しかし野党は、戦争法案審議に協力し議会内取り引きに終始しています。野党が掲げる「安倍政権の暴走ストップ」にいったい何の意味があるのか。「自衛戦争」や日米安保容認の既成野党をのりこえなければなりません。全学連大会を出発点に、二度の世界大戦を経てもなお、戦争を必然とするこの社会総体の変革に立ち上がろう。
いま一つに、全国大学ストライキに今こそ立ち上がろう! 全国大学に学生自治会をつくり、学生は一つに団結しよう!
戦争を止める道は、軍事物資を生産する労働者が生産現場で、軍事研究を担う学生が大学でストライキに立ち上がることです。連日国会を包囲する数千数万の人びとをはじめ、安倍政権に怒りをもつあらゆる人びとが、学生の大学キャンパスでのストライキを待ち望んでいます。
「真理探究」「万人の幸福追求」を謳った学問は、軍事研究で人間の命を奪うものに変質しています。核・原発推進の御用学者が、福島で子どもたちの命と未来を奪っています。「グローバル人材育成」なるものの実態は、従順な労働力、9割の非正規職と一握りの支配の手先をつくり出すものでしかありません。そもそも、防衛費が過去最大の5兆円となる裏側で、膨大な学生が大学に通うことすらできない現実があります。この学生の貧困をも使って、「経済的徴兵制」による学生の戦争動員が狙われています。
国旗・国歌の強制、文系学部の廃止や目的転換、国立大・学費の私立大並みへの引き上げ…。学生に押し寄せる「戦争と貧困」の現実。私たちが日々通う大学とは、私たちが日々受けている授業とはいったい何なのか! 「当たり前の日常」「平穏なキャンパス」を拒否しよう。大学丸ごとのストライキの中で、腐敗した大学・学問のあり方を一からつくり変えよう!
全学連は、「11年3・11福島原発事故」で明らかとなった御用学者の存在、大学と政府・独占資本との癒着に対し、大学総体を変革すべく京都大・東北大・広島大・沖縄大・富山大などで学生自治会建設・強化の闘いを推し進めてきました。この土台となったのが、ビラまき・立て看板規制、学生の処分・逮捕に一歩もひかず、団結の拡大で闘い抜いてきた法政大学文化連盟の闘いです。このキャンパスでの闘いと一体で、辺野古新基地建設と闘う沖縄、被曝・帰還強制と闘う福島、軍事空港建設・農地取り上げと闘う三里塚の現地にかけつけ闘い続けてきました。
1948年、「戦犯教授追放」「生活防衛」を掲げた116校30万人のゼネラルストライキの闘いの中から生まれ出た全学連は、いつの時代もキャンパスでのストライキと街頭での命がけの実力闘争で労働者民衆の先駆けとなってきました。時代は再びの世界大恐慌に突入し、ウクライナ・中東・東アジアを焦点に、市場・資源・領土をめぐる各国の対立と武力衝突が開始されています。他方で、韓国・ギリシャでゼネストが巻き起こり、社会の根本的変革が開始されています。韓国・民主労総とJRの労働組合である動労千葉は、かつての植民地支配の歴史をのりこえ、国境をこえた労働者の連帯をつくり上げています。学生は労働者の闘いを学び尽くし、その闘いの先頭に立とう。
再び訴えます。全学連大会に結集し、新しい歴史の扉を押し開こう!
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全学連第76回定期全国大会
●日時/9月2日(水)~3日(木)
●場所/東京都内
●参加費/1000円(資料代・会場費など。宿泊費は除く)
全学連第76回定期全国大会
●日時/9月2日(水)~3日(木)
●場所/東京都内
●参加費/1000円(資料代・会場費など。宿泊費は除く)
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