2015年7月29日水曜日

7・23沖大反戦集会打ち抜く!


7・23沖大反戦集会打ち抜く!

7月23日、「国際連帯の力で戦争を止めよう! 赤嶺君、盛島君への処分を阻止しよう! 7・23沖大反戦集会」を牧志のほしぞら公民館で開催し、強行採決弾劾、安倍政権打倒に向けた決意をうち固めました。
 集会前半は、第一次世界大戦時に起きた労働者・兵士の反乱や国際連帯の歴史、安保法制強行採決阻止の7・15国会包囲闘争の様子を映像で紹介。
 その後、集会の基調提起を、沖大学生自治会の赤嶺委員長が行いました。
 赤嶺君は冒頭、7月15日に10万人が国会を包囲したことをあげ、「7・15は絶望の日ではなく学生・労働者の闘いで安倍を倒す新たな歴史の始まりの日だ」と提起。また、この日国会にかけつけた動労千葉や同じ日にパククネ政権打倒のゼネラルストライキに決起した韓国・民主労総の国境をこえた団結を紹介し、国際連帯で戦争を止める展望を示しました。
 他方、「自衛戦争」を容認する野党が、「朝鮮半島有事」を掲げる安倍政権にまともに立ち向かえていないことを弾劾。「すべての戦争は自衛の名で始まった。戦争絶対反対で闘おう」と訴えました。
 最後に、学生の貧困につけ込んだ経済的徴兵制、軍事研究への助成金、人文系学部の廃止・転換、国旗・国歌の実施要請など安倍政権による大学の戦争動員を弾劾。「学生自治会の団結を拡大し、大学の戦争協力を阻止しよう! 大学を戦争反対の砦にしよう! 9月2、3日に行われる全学連大会に結集しよう!」と呼びかけました。
 今回の沖大反戦集会にいたる過程は、沖大当局が監視体制を強化するなかで、これまで以上に沖大生の怒りと結びついていく過程になりました。集会に参加できなかった学生とも自治会をめぐって討論となり、多くのメッセージが集まりました。戦争と沖大当局による処分策動への怒りが一体で爆発するなかで、沖大当局は未だに赤嶺君、盛島君に処分を下せず、処分は粉砕されつつあります! 辺野古新基地建設阻止、戦争法粉砕、安倍政権打倒へキャンパスから立ちあがろう!

大学の戦争協力阻止! ストライキで戦争とめよう!


大学の戦争協力阻止! 
ストライキで戦争とめよう!



●防衛省が大学の軍事研究を推奨

 安倍政権は7月24日、辺野古工事の設計図を県に提出しました。国会では戦争法=安保関連法衆院採決を強行し、戦争に向かって突き進んでいます。安倍はフジテレビに出演し「(安保関連法は)戸締りを強化するようなもの」などと愚にもつかぬ説明で乗り切ろうとしていますが、数十万数百万の「戦争法阻止」「安倍打倒」の行動が国会前をはじめ全国で巻き起こっています。
 こうした情勢の中、防衛省が総額3億円の予算を大学向け研究費の支給先として公募を始めました(7月22日付朝日新聞より)。「マッハ5以上の航空機エンジン技術」「ロボットや無人車両画像認識技術」など28分野を列挙し、いずれも軍事転用可能な、いわゆる「デュアルユース」の一環としてあります。さらに来年からは防衛装備庁の新設と共にさらに予算は増大していきます。
 そもそも2004年の国立大独立行政法人化以降、大学の運営費交付金は減らされ続けてきました(11年間で1470億円)。大学は運営費を確保するために企業との結びつきを強化し、原発御用学者の温床にもなっていたことは3・11後に暴露されたとおりです。
 こうした経済的な大学の締め付けの挙句、最後は軍事研究の解禁=大学の戦争強力に突き進もうとしているのです。


●経済的徴兵制と団結破壊で学生を戦場に

 そしてこれらと一体で「経済的徴兵制」が狙われています(7月23日付毎日新聞夕刊より)。昨年、日本学生支援機構(奨学金を貸し出している機関)の運営委員・前原金一が「奨学金を返せない学生は2~3年自衛隊にインターンシップに行ったらいい。防衛省はやってもいいと言っている」と発言しました。貧困に付け込んだ徴兵制そのものです。実際にアメリカではベトナム戦争の敗戦以降、徴兵制ができなくなって移民などの貧困層をターゲットにした「経済的徴兵制」が行われてきました。そしてアフガニスタン戦争やイラク戦争などに動員され、殺し殺される関係を強制されてきたのです。
 さらにこうした学生・青年の戦争動員を強行するために、大学においては自治破壊・団結破壊が強まり、反戦を訴えるビラまきの禁止などの規制強化が行われてきました。学生の団結を解体し、抗議する学生を処分し、学生を戦場に送る。まさにかつて来た道そのものではありませんか。

●大学ストライキで戦争は止められる!

 今こそ全国数十万数百万の「戦争法阻止」の怒りと共に、大学からストライキを巻き起こしましょう!
 京都大学では昨年、戦争反対を訴える学生を公安警察が学内に侵入し監視していたところ、全学連の学生がこれを摘発し追放する闘いが勝ち取られました。沖縄大学でも「沖大生の力で辺野古新基地建設止めよう! 沖縄大学を戦争反対のとりでに!」を掲げた赤嶺執行部が沖大生の圧倒的信任のもとうち立てられました。
 また韓国で、ギリシャで、全世界でゼネラルストライキが闘われています。国際的な団結で戦争を阻止しましょう。大学から戦争阻止のストライキを巻き起こしましょう。
 安倍政権は8月の川内原発に続いて伊方原発の再稼動も強行しようとしています。福島に対する「帰還強制」の攻撃が激化しています。改憲・戦争・原発再稼動に突き進む安倍を今こそ打倒しましょう。安倍を直撃する8・6ヒロシマ行動に集まり、9月全学連大会へ大結集しよう!

2015年7月22日水曜日

沖大生も強行採決に怒っています!(7月22日)

お昼休み、赤嶺委員長が演説
「強行採決許せない! 明日の7・23沖大反戦集会に集まろう!」

「国会行ってきたんですか?」「テレビ見ましたよ」「がんばってください!」など反応多数 

みなさん、ぜひ集会に集まってください!

★国際連帯の力で戦争止めよう!
 赤嶺君・盛島君への処分阻止!
 7・23沖大反戦集会
 ~香港学生との交流会報告あり~
 7月23日(木)18時30分~ 
 会場:那覇市牧志駅前ほしぞら公民館 工作室

強行採決弾劾!! 安倍倒して戦争法阻止を! 7・23沖大反戦集会へ


強行採決弾劾!!
安倍倒して戦争法阻止を!
7・23沖大反戦集会へ


★国際連帯の力で戦争止めよう!
 赤嶺君・盛島君への処分阻止!
 7・23沖大反戦集会
 ~香港学生との交流会報告あり~
 7月23日(木)18時30分~ 
 会場:那覇市牧志駅前ほしぞら公民館 工作室


7月19日付 毎日新聞


7月19日付 東京新聞

フジテレビ系の調査でも 

●安倍政権は崩壊の引き金を引いた


 15-16日の戦争法=安保法制の衆院強行採決に対して、数十万の労働者・学生・市民が国会前をはじめ全国で怒りの行動に立ちました。沖大学生自治会も、全学連・労組交流センターと共に7・15国会包囲闘争に立ち上がりました! その中で安倍政権の支持率が上海株なみに大暴落しています。
 沖大学生自治会は、全学連と労組交流センターと共に4月以降、繰り返し国会前に駆けつけて「戦争法絶対反対」の行動を行い、7月15日採決強行時には国会包囲デモを打ち抜きました。15日、ある女子学生が「ニュースで採決強行を聞いていてもたってもいられず、午後の授業をぶっ飛ばして来ました」とマイクを握って国会前で訴えました。大阪からも授業を放棄して学生が駆けつけました。また全国から労働者が年休を取って大挙駆けつけました。強行採決は安倍の最後の引き金です。安倍への怒りはもはや極点に達しています。
 いわゆる「60日ルール」で9月中旬にも衆院での再議決を狙っていますが、政治は議会内だけで決まるわけではありません。国会前やあらゆる職場・街頭の闘いで安倍を実力で打倒し戦争を阻止しよう!


ゼネストと国際連帯で戦争とめよう!


 ギリシャでは15日、チプラス政権による裏切り(=緊縮策の受け入れ)に対して50人以上の逮捕者を出す1万人のデモ・暴動が闘われました。さらに50万人の公務員組合と薬剤師らが24時間ストを実施しました。
 そして韓国では民主労総が15日、労働者を殺す政策=構造調整絶対反対・パククネ政権打倒の5万人第2波ゼネラルストライキが闘われ、さらに11月にも第3波ゼネストに打って出ようとしています。「1%の支配者」が労働者を殺し戦争に突き進もうとしている状況はすべての国で共通しています。今こそ国際的な団結とゼネストで「1%の支配者」を打ち倒しましょう。
 日本共産党・志位委員長は6月23日の記者会見で、武力攻撃があった場合は「自衛隊を活用する」と明言しました。しかしあらゆる戦争は「自衛」の名で始まります。「自衛戦争容認」こそ戦争加担の最悪のイデオロギーです。「戦争絶対反対」の旗の下、7・23沖大反戦集会、8・6ヒロシマー8・9ナガサキ闘争、9・2~3全学連大会へ総決起しよう!

韓国でゼネスト打ちぬく!


 7月15日、韓国では、民主労総がパククネ政権に対し、4月24日に続く第2次のゼネストに立った。ソウルをはじめ全国14の地域拠点で開かれたゼネスト集会には5万人が参加。ハンサンギュン委員長は「1%の財閥を守るために労働者・市民の生存をすべて犠牲にする政権を絶対に許すな」と訴え、パククネ打倒の11月14日ゼネスト決起を宣言した。

ギリシャで公務員労組がゼネスト!

緊縮策と雇用削減に反対するデモで、プラカードを手に叫ぶ学生(7月14日)



 ギリシャはEU=ヨーロッパ連合側と約束した緊縮策の国会承認を15日中に行う予定ですが、国内では強い反発が起きています。

 「国民投票で緊縮策に皆、反対したのです、絶対に受け入れられません」
 「もう緊縮策は要りません、労働者の権利を守るために戦います」(デモ参加者)

 アテネでは15日、緊縮策に反対する公務員らが24時間のストライキを決行し鉄道に運休がでているほか、公立病院の医師や看護師らもストを行っており、市民生活にも影響がでています。

 チプラス首相はEU側からの金融支援と引き換えに緊縮策の受け入れを決め、必要な関連法案の採決を15日中に議会で行うとしています。

 ただ採決の際に与党側から造反者がでるのは必至で、チプラス首相は野党の協力を得た上でなんとか成立にこぎつけたい考えです。(TBS 7月15日20:57)

◆ギリシャ危機 国民に漂う「敗北感」 医師・看護師もスト…「死刑宣告。借金返せは無理な話」

産経新聞 7月15日(水)22時56分配信

 財政再建策の関連法案が国会で審議入りした15日、ギリシャでは欧州連合(EU)の緊縮策に反対してきた国民の間に敗北感が漂っていた。巨額債務の返済は不可能だとみる市民も多く、将来の危機再燃は避けられないとの見方が強い。一方、与党内から造反者が続出したチプラス政権は1月の発足以来、「最大の危機」(消息筋)を迎えた。

 公務員労働組合は15日、財政再建策の関連法案に反対して24時間ストライキに突入。国鉄の長距離列車やアテネ郊外の列車が運休したほか、公立病院の医師や看護師らもストに入り、国民生活に影響が出た。

 アテネ中心部では、「チプラス首相は裏切り者だ。(反緊縮の)公約をほごにした罪は重い」と批判する声も出た。半面、「首相は悪い選択肢の中から打撃の少ない現実的な選択をしただけだ。仕方がない」という声も多く聞かれた。

…半年近く給料を受け取っていないという女性(40)は「国民に対する死刑宣告のようなもの。緊縮財政で死にそうな国民に、これで経済成長して借金を返せというのは無理な話。もっと深刻な危機がやってくる」と話した。(アテネ 内藤泰朗)

赤嶺委員長、7・19安倍打倒デモに参加!


やるぜ! 安倍打倒デモ 戦争・原発 ストライキでとめよう!
7・19NAZEN高円寺デモ&中野集会

衆院本会議での採決阻止! 7月16日の国会前

赤嶺委員長がアピール

取材を受けています。

『東京新聞』に、全学連の吉田耕君のインタビュー記事が載っています。

7/15 国会前での赤嶺委員長のアピール

今日は沖縄から、「戦争法案を絶対にとめる」「安倍政権を打倒する」という思いで来ました。今日の正午過ぎ、私たちが霞が関-国会デモをやっている最中に、安倍は公明党と一体となって強行採決をしました。その時に私は怒りで震えました。この戦争法は、自民党・公明党の議員、そのまわりの「1%」の金持ちが利益をほしいままにして、市場・資源をぶんどりあうためのものです。絶対に許せません!
 沖縄でも、安倍が「戦争法案は朝鮮半島有事のために必要なんだ」と本性をむき出しにする中で、「朝鮮有事=朝鮮侵略戦争のために辺野古新基地が使用される」「戦争法と一体で新たな基地が建設される」ということがますますはっきりして、沖縄ではものすごい怒りが爆発しています。
 沖縄大でも、この間の戦争への動きや百田尚樹発言、安倍発言などに対して怒りは燃え上がっています。ある沖大生は、「自分の祖母は沖縄戦で家族を失って、戦後は土地を奪われて基地にされて、それで食っていけなくて県外に行って、沖縄差別がある中で本当に苦しみながら生きてきた」と言っていました。そして、自民党の勉強会で百田尚樹が『普天間基地のまわりには元々人が住んでいなくて、基地ができて沖縄の人が商売目当て金目当てで住み始めたんだ』と言っていたことに対し、「自分の祖母が沖縄戦を経験し、戦後に本当に食うや食わずで生きてきた、あれがすべて金目当てだと、安倍と同じような思考に百田がおとしめられて言ったことが許せない」と怒りを燃やしていました。
 安倍は「自衛」とか「国を守る」と言っています。安倍にそんなことを言う資格はないですよね! 沖縄の人々が沖縄戦を経て、戦後に本当に苦労して、栄養失調で子供を失うというような苦渋を味わってきた、この沖縄の思いを踏みにじって戦争法に突き進む安倍政権、こんなやつが「国を守る」なんて全部嘘っぱちですよ! 「1%」のために戦争をやる安倍政権を絶対に倒そうじゃないですか!
 今週月曜日、キャンパスでビラをまいていた僕に対して、「また徴兵制が始まるんじゃないか、と考えると夜も眠れない」と言ってくる沖大1年生がいました。今日の強行採決にいても立ってもいられなくなって国会前に駆けつけたという若者はたくさんいます。闘いは始まっています。今日は「暗黒の日」ではありません。私たち労働者・学生が今日から怒りを爆発させ、職場・キャンパスに団結をつくって、もう一度ここに労働者と学生の巨大なデモ隊を登場させ、戦争法案-辺野古新基地建設-原発再稼働を進める安倍政権を倒す、そういう闘いを始めていこうじゃないですか!
 いま多くの大学で、学生がキャンパス内でビラの1枚もまけない現実があります。沖大でも、2年前に学内でのビラまきをすべて禁止する「ルール」が決められました。学生がキャンパスで声をあげることが本当に難しくなっている中で、就職活動に追いまくられているから休みの日にデモに行くこともできない、という現実がつくられている。
 そうした中で私たちは、全国大学に学生自治会をつくり、就活・学費に追いつめられる現状、キャンパスでビラをまけない現状を変えるために闘っています。みなさん! キャンパスに政治と団結を取り戻し、労働者・学生の大決起で安倍政権を倒すために一緒に頑張りましょう!

7/15衆院特別委員会での強行採決採決弾劾! のべ10万人が国会包囲!

午前中にも強行採決が狙われているということで朝から座り込み
(衆議院第2議員会館前)


戦争法の強行採決阻止! 安倍政権を打倒するぞ!

取材を受ける赤嶺委員長

同じく沖縄から国会に駆けつけた方が声をかけてくださいました

安倍を倒すまでがんばるぞ!

福島から「希望の牧場・ふくしま」の吉沢正巳さん

首都圏の学生・吉田悠君

日比谷公園・霞門に移動し、正午から学生は霞ヶ関デモへ

森全学連書記次長のアピール

デモに出発だ

「戦争法の強行採決阻止!」「なにが自衛だ、ふざけるな!」「韓国の労働者と連帯しよう!」

12:25頃、強行採決の報に怒りはさらに爆発!

「強行採決弾劾!」「仕事をやめてデモに出よう!」「国会前に集まろう!」

強行採決徹底弾劾! 国会前集会が始まりました!

斎藤全学連委員長のアピール

動労千葉・田中委員長のアピール


沖大学生自治会・赤嶺委員長のアピール


東北大学生自治会・澤田委員長のアピール


動労水戸・辻川副委員長のアピール


 午後の国会前集会には、「お昼休みに強行採決のニュースを見て、居ても立ってもいられず、午後の授業を休んで来ました」という大学生をはじめ、多くの学生や労働者が続々とかけつけた!
「通路を確保してください」などと言っていた警察は、集会に人が集まり始めるや、突如として自ら歩道をバリケード封鎖! 抗議する2名を不当逮捕した。
 こんなことが許されるのか!! 

まさに戦争国会=警察国会だ!
仲間を返せ! 強行採決を許さないぞ!

これこそ、民衆の怒りに震える安倍の姿だ!

夕方、国会正門前には怒りの人の波が押し寄せた!
通行規制を敷く警察と、実力でぶち破る民衆の激突が至るところで起きた!

沖大学生自治会の盛島副委員長も国会前に到着!
戦争を知る世代から、労働者、大学生、高校生、、、19時ですでに2万超が集まった!

警察のバリケードは今にもはちきれんばかり

強行採決への怒りの抗議は深夜までどんどん増えていく!

警察のバリケードは決壊

道路は両側から3車線づつ、6車線が民衆の力で開放された

参加者数6万! 報道ステーションなど夜のニュースでも生中継

抗議行動は深夜23時まで続いた