戦争と基地建設阻止へ
新歓講演会に集まろう!
戦争のための新基地建設阻止しよう!
新入生のみなさん! 4月5日に行われた菅官房長官と翁長知事の会談をテレビ・新聞で見たでしょうか?
菅官房長官の辺野古新基地建設反対の選挙結果や世論調査を「(民意は)わからない」と無視するする一方、仲井真前知事の埋め立て承認や98年の県知事と市長の条件付承認にもとづく閣議決定を持ち出して、新基地建設を正当化する大ペテン、「危険性除去」や「日米同盟の抑止力の維持を」を強調し、「辺野古移設を断念することは普天間の固定化にもつながる」と脅しをかける発言や姿勢は本当に許せません。
「抑止力の維持」などペテンです。侵略戦争の出撃基地として、朝鮮戦争・ベトナム戦争・イラク戦争など数々の戦争に沖縄の米軍基地から戦闘機が飛んでいったのが沖縄の基地の歴史の真実じゃないですか!
「危険性除去」などさらに大ペテンです。3月15日のロシア・プーチン大統領の「核使用準備発言」と「核兵器の先制使用の可能性」を想定した大規模軍事演習(8万人)が翌日から行われていた衝撃的事実の発覚は、世界中で始まっている戦争の進行と発展を表しています。
この情勢と一体で、安倍政権は、日米新安保ガイドラインの締結と、国会での安全保障法制(=戦争法)の制定で「戦争のできる国づくり」を狙っています。その一環として新基地建設が狙われているのです。オスプレイ配備や強襲揚陸艦の着岸などが想定されている新基地は「危険性除去」などではなく明確に戦争のために建設されようとしています。安倍と菅のペテンに満ちた戦争のための新基地建設の論理を許さず、沖大から絶対反対の声をあげよう!
世界の労働者と共に立ち上がろう!
新基地建設を止めた04年の阻止行動の現場を、ベトナム戦争時にベトコン(南ベトナム解放戦線)として闘ったというベトナムのおじいさんが訪れたことがありました。
沖縄から出撃する米軍機の爆撃で家族や友人を全て失ったという彼は、沖縄を『悪魔の島』と憎みながら、ベトナム戦争時、沖縄の基地労働者が「ベトナム戦争反対」「基地撤去」のストライキで、ベトナムに爆撃機が飛ぶのを阻止した闘いに感動し、その闘いに連帯するために辺野古に来たと語っていました。
基地に対して団結して不屈に闘った沖縄の労働者・学生の歴史が全世界の人々を獲得し、今でも辺野古の現地には世界中から人が訪れます。
かつての沖縄の基地労働者は、全世界で巻き起こる「ベトナム反戦」の闘いの先頭で闘い、戦争を止めました。
今世界を見てみれば、ロシアでは3月1日、「反戦・反プーチン」の5万人デモが行われ、韓国では80万人の組合員を擁する韓国の民主労総が、4月24日に「パククネ打倒」を掲げ、ゼネラル・ストライキ(全社会的な一斉ストライキ)を呼びかけています。全世界で戦争を進める政府に対する反乱が巻き起こっています。今こそ沖縄の学生が世界の労働者と共に立ち上がるときです!
「パククネ打倒」を掲げ4月24日にゼネストを闘う民主労総 韓国
今回の講演会は、基地のなかでのスト・デモで戦争を止めた全軍労牧港支部青年部の闘いの中心人物であった水島満久さんに来ていただきます。
全国学生の団結で4・28沖縄デーの爆発を!
「(奨学金の返済に苦しむ人は)防衛省でのインターンシップを受けさせたらどうか」(文科省有識者会議での発言)
安倍政権は今、若者の貧困につけ込んだ「経済的徴兵制」の導入を狙っています。それは現代の学徒動員であり、安倍や菅のために学生は戦争で血を流して死ねという攻撃に全国で怒りの声があがっています。
東京新聞 9月3日付
講師の坂野陽平さんが書記長を務める全学連は、戦争と基地建設、大学の戦争動員に対して、4月28日に「沖縄デー闘争」を呼びかけています。
4月28日は、戦後沖縄が切り離され米軍の支配下におかれた「屈辱の日」であり、今年日米首脳会談で日米新安保ガイドラインの締結が狙われている日でもあります。この日に全学連は、沖縄と連帯した「新ガイドライン締結阻止・新基地建設阻止」の法大デモ-国会デモ-国会前での座りこみ行動を呼びかけています。
沖大生も国会デモに参加し、本土の学生と合流しよう! 国会まで行けない学生は、辺野古現地集会に集まろう! 全国学生の大デモで全社会的な怒りの爆発をつくりだそう! 新歓講演会にも是非集まってください。
行動方針
辺野古への米軍新基地建設許すな!
日米新安保ガイドライン締結阻止!
4・28沖縄デー闘争
【東京・全国学生による国会デモ】
4月28日(火)
12時半~法政大・市ヶ谷キャンパス集合
16時~新橋駅から国会議事堂へデモ
(終了後、国会議事堂前での座り込み行動)
【沖縄・県庁前抗議集会~国際通りデモへ】
4月28日(火)
18:00県庁前県民広場集合 デモ出発19:00~
0 件のコメント:
コメントを投稿