全国の皆さん、新年あけましておめでとうございます。昨年は全国の仲間の支援もあり、沖縄大学に学生自治会を再建することができました!
東アジアで戦争危機が高まる中、侵略出撃基地であり、日米安保の矛盾が集中する沖縄に戦争絶対反対の学生自治会を再建することができたのは決定的でした。一方、リベラルを装いながらキャンパスでの学生の決起を絶対に認めない仲地博・沖大学長と激突し、その正体を暴きながら大衆的決起と団結をつくりだして勝利したことが重要でした!
クラス討論妨害や過激派キャンペーンなど激しい分断攻撃に勝ち抜くことができたのは、全国の仲間の連帯や、法大闘争の教訓である「学生はかならず決起する」ということを確信し、執行部が一致団結して攻勢的に闘ったからです。反戦集会と自治会再建に対してかけられた赤嶺自治会委員長への処分に対して、「安倍政権と一体の弾圧だ!」と弾劾し、「大学の戦争協力を許すな!」と闘ってきたことも重要でした。処分撤回メッセージを集め、地域住民や労働者の方にも処分の不当性を訴えていくなかで新たな学生とつながり、沖大当局が公然と弾圧できない力関係をつくりだしました。
京都大学同学会の公安警察摘発・追放は、安倍がねらう大学の戦争動員を全社会に暴くとともに、「学生自治会の力で戦争をとめられる」という多くの学生の確信を生み出しています。なにより、鈴木たつお候補の1万7千票は、戦争か革命かが問われる時代のなかで、絶対反対で闘う労働組合・学生自治会が求心力を持つということの証明です。
沖縄では、辺野古新基地建設の工事が再開され、逮捕者が出る激しい激突が始まっています。また、解雇や非正規の現実に対する怒りと闘いが報道され、安倍政権への怒りが沸騰しています。
しかし、沖縄の労働者・学生の絶対反対の怒りに翁長県知事と「オール沖縄」陣形は敵対しています。翁長は、知事会などで「全国で基地の分担を」「日本の安全保障を担っている沖縄」と言っています。仲地博学長も「米軍基地の安定性」の立場から基地を全国に分散せよと歩調を合わせています。これが、アジアでの戦争情勢が逼迫し、安倍が実際に戦争国家化を進めるなかでいわれているのです。戦争協力そのものではないですか! こんなものは絶対に沖縄の思い、怒りではありません!
「翁長県政を支えろ」とは「戦争反対と言うな」「資本と闘うな」ということです。沖大当局は昨年末、処分への不服申し立てを却下してきました。絶対に許せません! 沖大学生自治会は2015年、辺野古新基地建設阻止・安倍政権打倒の先頭に立って闘います。そして、そのためにもキャンパスで仲地体制=「オール沖縄」と対決し、沖大生の数百・数千の決起をつくりだしていく決意です。3・11福島から5月沖縄闘争、安保国会粉砕デモの爆発へ、ともに闘いましょう!
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